【書籍紹介動画】麻酔インテリジェンス(麻酔科研修医・専攻医向け)

この動画のソースとなった書籍は、SRHAD-KNIGHT 著『麻酔パワーアップ読本 インテリジェンス』(日本医事新報社、2025 年 3 月発行)です。 本書は、著者が 13 年以上にわたり執筆しているブログ「麻酔科勤務医のお勉強日記」の内容をベースに、最新のエビデンスを Q&A 形式でまとめたシリーズの第 3 弾です…
コメント:0

続きを読むread more

【文献解説動画】危険なライフライン:ICUの気道安全

『生理学的に困難な気道を有する重症成人患者における気管内挿管:国際デルファイ調査』は、解剖学的な難しさではなく、心血管不全や低酸素血症といった生理学的なリスクを抱える重症患者の気管挿管について、国際的な専門家たちが策定したデルファイ法に基づく合意声明をまとめたものです。本書は、患者の準備、チームの編成、手技の実施、挿管後のケアという5つ…
コメント:0

続きを読むread more

Q:硬膜外自己血パッチのタイミングはいつ?

A:「2024 硬膜穿刺後頭痛に関するエビデンスに基づく臨床診療ガイドライン」によると、硬膜外自己血パッチ(EBP)を実施する最適なタイミングについては、保存的治療の効果や発症からの時間経過を考慮する必要があります。 具体的なタイミングに関する指針は以下の通りです。 1. 実施を検討すべき基本的なタイミングEBPは、硬膜穿刺後頭…
コメント:0

続きを読むread more

【Storybook】眠れる森の力こぶ:AMGとEMGの物語

神経筋遮断薬使用時の術後残存筋弛緩(PRNB)を防ぐには、定量的筋弛緩モニタリングが重要であり、国際的にも推奨されている。代表的手法が加速度感知型(AMG)と電位感知型(EMG)である。AMGは神経刺激に伴う筋の加速度を測定する間接法で、簡便かつ携帯性に優れるが、正確な評価にはベースライン測定と正規化が必須で、TOF比を過大評価しやすい…
コメント:0

続きを読むread more

【文献抄訳】オピオイド麻酔とオピオイドフリー麻酔が術後回復に与える影響の比較:系統的レビューとメタアナリシス

麻酔科勤務医の皆様、お疲れ様です。本日は、Journal of PeriAnesthesia Nursingに掲載された、術後回復におけるオピオイドフリー麻酔(OFA)の影響を検証した最新のメタアナリシスをご紹介します。 【出典】:Journal of PeriAnesthesia Nursing “Comparison of t…
コメント:0

続きを読むread more

オピオイド麻酔とオピオイドフリー麻酔の術後回復への効果比較:系統的レビューとメタ分析

・オピオイドは、全身麻酔プロトコルにおける疼痛管理の不可欠な要素として長年用いられてきた。しかし、近年の研究ではオピオイドフリー麻酔の使用を支持する報告が増加している。本メタ分析は、術後回復に対するオピオイド麻酔とオピオイドフリー麻酔の効果を比較評価することを目的とした。 ・系統的レビューとメタ分析のガイドライン(PRISMA)に…
コメント:0

続きを読むread more

【書籍紹介動画】麻酔学:教科書を超えて(麻酔科研修医・専攻医向け)

この動画のソースとなった書籍は、SRHAD-KNIGHT 著『麻酔パワーアップ読本 アドバンスト』(日本医事新報社、2023年3月発行)です,。 本書は、著者が 12 年以上にわたり英語論文の抄録を日本語訳して紹介し続けているブログ「麻酔科勤務医のお勉強日記」の内容をベースに、実際の麻酔診療の過程に沿って整理・加筆されたシリー…
コメント:0

続きを読むread more

【文献解説動画】より安全な麻酔へ:気道安全のための新戦略

『肥満患者における気道管理:肥満・肥満外科麻酔学会のベストプラクティス推奨事項』という指針は、肥満患者における気道管理の安全性を高めるため、肥満・肥満外科麻酔学会(SOBA)が初めて策定した包括的なベストプラクティスの推奨事項です。従来のガイドラインでは肥満に関する記述が限定的であったのに対し、本書は 43 項目の具体的な推奨事項を通じ…
コメント:0

続きを読むread more

Q:硬膜外自己血パッチの具体的な手順は?

A:2024 年の国際的な臨床診療ガイドラインに基づき、硬膜穿刺後頭痛(PDPH)に対する硬膜外自己血パッチ(EBP)の具体的な手順と推奨事項について詳しく説明します。 硬膜外自己血パッチは、PDPH に対する「ゴールドスタンダード」な治療法とされています。その手順は以下の通りです。 1. インフォームドコンセントと準備同意の取…
コメント:0

続きを読むread more

【Storybook】キ・コ・リ・サ・バ・コ:麻酔からの穏やかな覚醒

全身麻酔からの覚醒手順は麻酔科医ごとに異なるが、2022年の筋弛緩管理ガイドラインを受けて、個人的な手順として紹介。手術終了30分前に筋弛緩薬(ロクロニウム)を中止し、レミフェンタニル中止後の痛み対策として他の鎮痛薬を投与。終了5分前には鎮静・鎮痛薬を減量し、自発呼吸を促す。終了後、気道吸引(気管内=「キ」・口腔内=「コ」)とスガマデク…
コメント:0

続きを読むread more

【文献抄訳】SGAの挿入:ブラインドか、それとも直視下か?口咽頭リーク圧への影響

こんにちは。本日の勉強日記は、全身麻酔管理において欠かせないデバイスである声門上器具(SGA)の挿入法に関する最新のメタ解析をご紹介します。 通常、SGAは指や導入器を用いた「ブラインド(盲目的)」な挿入が行われますが、近年はビデオ喉頭鏡などを用いた「直視下」での挿入も行われています。果たして、挿入方法の違いが口咽頭リーク圧(OPLP…
コメント:0

続きを読むread more

全身麻酔下手術を受ける成人における声門上気道(SGA)の盲目的挿入と視認下挿入時の口腔咽頭リーク圧の比較:系統的レ…

・口腔咽頭リーク圧(OPLP)は、声門周囲における声門上気道(SGA)の気道シールを客観的に測定する指標である。視認下挿入法は盲目的挿入法に比べ SGA の解剖学的留置を改善するが、OPLP への影響に関するエビデンスは依然として決定的ではない。 ・電子データベースを 2025 年 3 月 31 日まで検索した。麻酔下成人を対象に…
コメント:0

続きを読むread more

【書籍紹介動画】教科書を超えて:あるベテラン麻酔科医の実践マニュアル(麻酔科研修医・専攻医向け)

この動画で解説している書籍は、SRHAD-KNIGHT氏(ハンドルネーム)による『麻酔パワーアップ読本 エッセンシャルズ』日本医事新報社、2022 年 10 月第 1 版発行)です。 この書籍は、著者が 11 年以上にわたって執筆を続けているブログ「麻酔科勤務医のお勉強日記」に投稿された膨大な記事の中から、特に反響の大きかったもの…
コメント:0

続きを読むread more

【文献解説動画】未認識の食道挿管を防ぐ:ガイドライン解説

「PUMAと国際気道学会 2022 未認識の食道挿管回避のためのガイドライン」 この文献は、国際的な専門家グループが策定した、「未認識の食道挿管の回避」に焦点を当てた世界初の包括的な臨床ガイドラインです。気道管理においてチューブが誤って食道に入り、それが放置されることは、脳損傷や死を招く回避可能な重大事故であると定義し、経験の有無を問…
コメント:0

続きを読むread more

Q:AIDAA 2025 が推奨する緊急輪状甲状靭帯切開術の手法は?

A:AIDAA(インド困難気道学会)2025年ガイドラインにおいて、完全換気不全に陥った際の救急処置として推奨されているのは、「外科的輪状甲状靭帯切開術(Surgical cricothyroidotomy)」です。 具体的には、「stab-twist-bougie-tube(刺す・捻る・ブジー・チューブ)」法という、シンプルで習得し…
コメント:0

続きを読むread more

【Storybook】ケンジのタイムトラベル:筋弛緩モニター進化論

術後残存筋弛緩は、全身麻酔終了後も筋弛緩作用が残り、筋力や呼吸機能の回復が不十分な状態を指す。1950~60年代は、頭部挙上不能など臨床所見に基づく主観的評価が中心であった。1970~80年代に神経筋モニタリングが普及し、TOF比0.7未満が残存筋弛緩と定義されるようになった。その後、微細な筋力低下が問題視され、2000年代以降はTOF…
コメント:0

続きを読むread more

【文献抄訳】麻酔と気候保護:揮発性麻酔薬の役割

麻酔科医の皆さん、そして環境問題に関心のある皆さん、こんにちは! 今回は、麻酔科医として日常的に使用している揮発性麻酔薬が、地球温暖化にどのような影響を与えているのか、そして私たちに何ができるのかを考察する興味深い文献をご紹介します。 【出典】Anesthesia and climate protection: the role…
コメント:0

続きを読むread more

麻酔と気候保護:揮発性麻酔薬の役割

・揮発性麻酔薬は、医療システムにおける温室効果ガス排出の重要な要因でありながら、大部分は回避可能な排出源である。ドイツでは、その使用により年間約 69 千トンの二酸化炭素換算量が排出されている。 ・デスフルランは吸入麻酔処置の約 3% にしか使用されていないが、その極めて高い地球温暖化係数(GWP)のため、関連排出量の 50% 以…
コメント:0

続きを読むread more

■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2026/01/15

【トラブル・シューティング】〜麻酔緊急Vol.2p136 (喉頭痙攣・気管支痙攣)『重篤な喉頭痙攣2例の経験』 (例1)小児の緩徐導入に際し、静脈路確保に先立ち挿管を試みたところ、チューブの先端が声門に触れた途端、声門閉鎖、シーソー呼吸からチアノーゼをきたした。純酸素でマスク換気を試みるが不能で、心音が弱く徐脈となってきたが…
コメント:0

続きを読むread more