アデノイド扁桃摘出術をセボフルラン下に受ける小児でプロポフォールが覚醒時興奮に与える影響
The effect of propofol on emergence agitation in children receiving sevoflurane for adenotonsillectomy
Korean J Anesthesiol. 2010 Aug;59(2):75-81 blished online 2010 August 20
・プロポフォールの一回用量の投与は、セボフルラン麻酔後の小児覚醒時興奮(EA)の発生率と強度を減少させるのに効果があると報告されている。本研究の狙いは、セボフルラン麻酔後、EAの発生率を減らすために、アデノイド扁桃摘出術の終了時にプロポフォールの一回用量1mg/kgの臨床的有用性を調査した。
・アデノイド扁桃摘出術を受ける小児90人(3~8歳)は、以下の2群に無作為化された:プロポフォール群(n=45)と生食群(n=45)。このうち小児88人が研究を完了した。麻酔は、セボフルラン2-2.5 vol%と亜酸素化窒素/酸素(50%/50%)で維持された。アデノイド扁桃摘出術終了時に、プロポフォール群にはプロポフォール1mg/kgを、生食群には同容量の生食0.1ml/kgを投与した。EAの発生はアオノの4ポイント・スケールで評価し、EAの強度は覚醒後、5分(T5)、15分(T15)、30分(T30)後に小児麻酔覚醒精神錯乱(PAED)スケールで評価した。
・患者88人で、T5、T15、T30でのEA発生率は、プロポフォール群で61.4%、27.3%、4.5%であったのに対し、生食群では68.2%、29.5%、9.1%であった。EAの発生率と強度が2群間で有意差はなかったが、各群のスケールは時間とともに有意に減少した。
・プロポフォール1mg/kgの投与は、、手術終了後セボフルラン麻酔下にアデノイド扁桃摘出術を受けた小児でEAの発生率と強度を減らすのに、何の効果もなかった。
Korean J Anesthesiol. 2010 Aug;59(2):75-81 blished online 2010 August 20
・プロポフォールの一回用量の投与は、セボフルラン麻酔後の小児覚醒時興奮(EA)の発生率と強度を減少させるのに効果があると報告されている。本研究の狙いは、セボフルラン麻酔後、EAの発生率を減らすために、アデノイド扁桃摘出術の終了時にプロポフォールの一回用量1mg/kgの臨床的有用性を調査した。
・アデノイド扁桃摘出術を受ける小児90人(3~8歳)は、以下の2群に無作為化された:プロポフォール群(n=45)と生食群(n=45)。このうち小児88人が研究を完了した。麻酔は、セボフルラン2-2.5 vol%と亜酸素化窒素/酸素(50%/50%)で維持された。アデノイド扁桃摘出術終了時に、プロポフォール群にはプロポフォール1mg/kgを、生食群には同容量の生食0.1ml/kgを投与した。EAの発生はアオノの4ポイント・スケールで評価し、EAの強度は覚醒後、5分(T5)、15分(T15)、30分(T30)後に小児麻酔覚醒精神錯乱(PAED)スケールで評価した。
・患者88人で、T5、T15、T30でのEA発生率は、プロポフォール群で61.4%、27.3%、4.5%であったのに対し、生食群では68.2%、29.5%、9.1%であった。EAの発生率と強度が2群間で有意差はなかったが、各群のスケールは時間とともに有意に減少した。
・プロポフォール1mg/kgの投与は、、手術終了後セボフルラン麻酔下にアデノイド扁桃摘出術を受けた小児でEAの発生率と強度を減らすのに、何の効果もなかった。
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