イソフルラン、セボフルラン、デスフルラン麻酔中の呼吸抵抗:無作為臨床試験
Respiratory resistance during anaesthesia with isoflurane, sevoflurane, and desflurane: a randomized clinical trial
Br. J. Anaesth. First published online: June 10, 2011
・健康な患者肺で 1と1.5MACで30分間デスフルランを投与中に、吸気抵抗に与えるデスフルランの作用がイソフルランやセボフルランと同様かどうか調査した。
・定時手術を受ける71人の患者は、イソフルラン、セボフルランまたはデスフルランを吸入するよう無作為割付けされた。挿管と従量換気確立後に、吸気抵抗の前値を測定した。麻酔をデスフルラン、イソフルランまたはセボフルラン 1MACで維持し、続いて1.5MACでもう30分間維持した。一回換気量、流量、吸気圧は持続的に呼吸気流計で記録した。全吸気抵抗(Rrs)、最小抵抗(Rmin)、有効抵抗(DRrs)は、吸気終末閉塞テクニックを使用して、5分おきに計算された。
・3種類の麻酔薬 1MAC 30分間の投与では、評価パラメータ(Rrs、Rmin、DRrs)には有意差は認められなかった。1.5MACでは、デスフルランは前値よりもRrsが最大26%増加、Rminが30%増加したのに対し、イソフルランとセボフルランではRrs(イソフルランで+3.7%、セボフルランで+7.6%)とRmin(イソフルランで+4.7%、セボフルランで+9.6%)は有意な増加は示さなかった。揮発性麻酔薬中止後すべてのパラメータは前値に復した。
・健康な成人においては、セボフルランもイソフルランも、1と1.5MACでは、気管支拡張を生じなかった。デスフルランは1MACでは呼吸抵抗に影響を及ぼさなかったが、1.5MACでは全および気道抵抗ともに有意に増加し、投与中止後は、ほぼ前値に復した。
[!]:一般に揮発性麻酔薬は気管支拡張に作用するはずだが、デスフルランはそうではないのか!?
Br. J. Anaesth. First published online: June 10, 2011
・健康な患者肺で 1と1.5MACで30分間デスフルランを投与中に、吸気抵抗に与えるデスフルランの作用がイソフルランやセボフルランと同様かどうか調査した。
・定時手術を受ける71人の患者は、イソフルラン、セボフルランまたはデスフルランを吸入するよう無作為割付けされた。挿管と従量換気確立後に、吸気抵抗の前値を測定した。麻酔をデスフルラン、イソフルランまたはセボフルラン 1MACで維持し、続いて1.5MACでもう30分間維持した。一回換気量、流量、吸気圧は持続的に呼吸気流計で記録した。全吸気抵抗(Rrs)、最小抵抗(Rmin)、有効抵抗(DRrs)は、吸気終末閉塞テクニックを使用して、5分おきに計算された。
・3種類の麻酔薬 1MAC 30分間の投与では、評価パラメータ(Rrs、Rmin、DRrs)には有意差は認められなかった。1.5MACでは、デスフルランは前値よりもRrsが最大26%増加、Rminが30%増加したのに対し、イソフルランとセボフルランではRrs(イソフルランで+3.7%、セボフルランで+7.6%)とRmin(イソフルランで+4.7%、セボフルランで+9.6%)は有意な増加は示さなかった。揮発性麻酔薬中止後すべてのパラメータは前値に復した。
・健康な成人においては、セボフルランもイソフルランも、1と1.5MACでは、気管支拡張を生じなかった。デスフルランは1MACでは呼吸抵抗に影響を及ぼさなかったが、1.5MACでは全および気道抵抗ともに有意に増加し、投与中止後は、ほぼ前値に復した。
[!]:一般に揮発性麻酔薬は気管支拡張に作用するはずだが、デスフルランはそうではないのか!?

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