プロシール vs i-gel で挿入の容易さと血行動態安定性についての臨床比較:60例の研究

A Clinical Comparative Study Of Evaluation Of Proseal Lma V/S I-Gel For Ease Of Insertion And Hemodynamic Stability; A Study Of 60 Cases
Internet Journal of Anesthesiology. 2011 Volume 27 Number 2

・本研究では、全身麻酔下に一般外科手術を受けるASA-Ⅰ・Ⅱの60人の成人患者を、2群(Ⅰ群とⅡ群)に分けた。

・前投薬は、全患者に導入前30分に、グリコピロレート0.2mg、プロメサジン25mg、ペンタゾシン30mgを筋注投与した。麻酔導入は、2%キシロカイン1.5mg/kg、2分後にプロポフォール2-2.5mg/kg、サクシニルコリン1.5-2mg/kgで行われた。Ⅰ群では、気道確保はPROSEAL LMA(PLMA)で、Ⅱ群ではI-GELで確保されされた。麻酔維持は、N2O+O2+IPPV+ベクロニウム、イソフルランで行った。手術完了後、抜管基準が満たされた時に、ネオスチグミン0.05mg/kg+グリコピロレート0.008mg/kgで拮抗を行った。両群の各症例への挿入試技数と挿入平均所要時間を記録した。術中の患者の監視として、脈拍数、NIBP、SPO2、ECGを行った。各症例でAlderets回復スコアを記録した。

・Ⅰ群での平均挿入所要時間は、11.73(±3.084)秒であり、Ⅱ群では9.63(±2.23)であった。平均脈拍数の変化は両群で同様であり、統計学的に有意差はなかった。平均動脈圧の変化は、術中Ⅱ群よりもⅠ群で有意に高かった(p<0.05)。Aldrete 回復スコアは、両群で同様であった。両群共に、どの患者にも重大な合併症は何も見られなかった。

・i-gelは、挿入が容易で、循環動態の安定性を維持できるので、ハイリスクで挿管困難が予想される患者では、PLMAよりも良い利用者に優しい器具の選択肢であると結論した。

[!]:Proseal よりも i-gel の方が優れているのか・・。しかし、どちらもディスポなのが難点だ。患者には優しいかもしれないが、地球にとって優しくない。人類を愛すれば愛するほど、地球はどんどん荒廃していく。

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