術中少量ケタミンがレミフェンタニル誘発性の術後シバリングを予防する

An Intraoperative Small Dose of Ketamine Prevents Remifentanil-Induced Postanesthetic Shivering
Anesthesia & Analgesia vol. 113 no. 3 484-487

・婦人科的腹腔鏡下手術をうける患者を無作為に2群に分けて、ケタミン群(n=32)では麻酔導入時にケタミン0.5mg/kgを投与、引き続き手術終了時まで0.3mg/kg/hで持続投与し、対照群(n=32)では同量の生食を投与した。麻酔は、IVプロポフォール、レミフェンタニル(0.25μg/kg/min)の定量持続注入と硬膜外ロピバカインで維持した。麻酔後のシバリング(PAS)を、覚醒後の30分間評価した。

・術中体温は、2群間で同程度であった。PASの発生率は、対照群(n=12、38%、P=0.005)と比較して、ケタミン群(n=2、6%)の方が少なかった。

・術中ケタミン投与は、回復早期の段階において、レミフェンタニル誘発性のPASを減少させると結論する。

[!]:ケタミンは体性疼痛抑制作用が強いといわれるので、シバリングを誘発する経路に対しても抑制的に作用してくれるのだろうか。

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