内科重症患者で早期 vs 晩期経腸栄養
Early vs Delayed Enteral Nutrition in Critically Ill Medical Patients
Nutrition in Clinical Practice,Vol. 25,No. 2,205-211 (2010)
・経腸栄養(EN)の現行法を確認し、早期経腸栄養(EEN)がICU在室期間に与える影響を調査した。
・前向き観察研究。ICU患者は、EENの適応を評価され、48時間以内の経口摂取が無理ならば、EEN(入室後24時間以内)または待機的経腸栄養(DEN)に割り付られた。患者36人中18人はEEN、18人はDENを受けた。
・DEN群の経腸栄養開始時期は、2.1±4.8日、ICU在室期間は、EEN群で4.7±3.5日に対し、DEN群で8.5±8.3日であった。入院期間はEEN群で短かったが、これは統計的に有意ではなかった(10.4±6.9 vs 16.9±11.5日)。人工呼吸を必要とした期間は、EEN群で有意に短かった(n=30,3.0±4.2 vs 6.0±9.2日)。肺炎の発病率はEEN群で低かった(5.5% vs 44%)が、菌血症の頻度には差がなかった。病院死亡率は、EEN群で低かった(1 vs 7人)。
・ICU入室24時間以内の早期経腸栄養は多くの利点があることを考えると、ICU患者で積極的に実施されるべきである。しかし、さらなる研究が必要だ。
Nutrition in Clinical Practice,Vol. 25,No. 2,205-211 (2010)
・経腸栄養(EN)の現行法を確認し、早期経腸栄養(EEN)がICU在室期間に与える影響を調査した。
・前向き観察研究。ICU患者は、EENの適応を評価され、48時間以内の経口摂取が無理ならば、EEN(入室後24時間以内)または待機的経腸栄養(DEN)に割り付られた。患者36人中18人はEEN、18人はDENを受けた。
・DEN群の経腸栄養開始時期は、2.1±4.8日、ICU在室期間は、EEN群で4.7±3.5日に対し、DEN群で8.5±8.3日であった。入院期間はEEN群で短かったが、これは統計的に有意ではなかった(10.4±6.9 vs 16.9±11.5日)。人工呼吸を必要とした期間は、EEN群で有意に短かった(n=30,3.0±4.2 vs 6.0±9.2日)。肺炎の発病率はEEN群で低かった(5.5% vs 44%)が、菌血症の頻度には差がなかった。病院死亡率は、EEN群で低かった(1 vs 7人)。
・ICU入室24時間以内の早期経腸栄養は多くの利点があることを考えると、ICU患者で積極的に実施されるべきである。しかし、さらなる研究が必要だ。

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