良性疾患に対する腹腔鏡補助下膣式子宮摘出 vs 腹式子宮提出:無作為対照試験のメタ分析

Laparoscopic-assisted vaginal hysterectomy vs abdominal hysterectomy for benign disease: a meta-analysis of randomized controlled trials
European Journal of Obstetrics & Gynecology and Reproductive Biology Vol 159-1 , P 1-18, November 2011

・本メタ分析の目的は、腹腔鏡補助下膣式子宮摘出術が腹式子宮摘出と比較して良好な臨床転帰を達成するかどうか判断することであった。

・腹腔鏡補助下膣式子宮摘出術を腹式子宮摘出と比較した無作為対照試験を同定するために、メドライン(PubMed)、EMBASE、Web of Science、ProQuest、Cochrane Library、China Biological Medicine Database を検索した。23個の試験を調査し、分析はチェック・マネージャ5版とR 2.11.1版を使って実施した。

・結果から、腹腔鏡補助下膣式子宮摘出術は、長い手術時間、少ない出血量、短い在院期間、少ないヘモグロビン低下、軽い術後疼痛、日常生活への速い復帰、少ない周術期合併症と関係していることが示された。

・「生活の質」は子宮摘出の術式を評価する上で鍵となる転帰でありそうであるが、更なる研究が必要である。患者選択と外科医が適当であれば、腹腔鏡補助下膣式子宮摘出は、腹式子宮摘出よりも良い選択肢である。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック