プロポフォール麻酔中の正常女性被験者での上気道開存性に及ぼすホルモン状態の影響
The effects of hormonal status on upper airway patency in normal female subjects during propofol anesthesia
Journal of Clinical Anesthesia Volume 23, Issue 7 , Pages 527-533, November 2011
・本研究の目的は、月経周期の卵胞期と黄体期でプロポフォール麻酔中に、機械的上気道特性と閉塞に対する代償性の神経筋反応を調査することである。
・12人の閉経前女性ボランティアを対象とした、月経周期の卵胞期(6-10日)と黄体中後期(20 - 24日)の上気道虚脱についての大学関連病院での前向き無作為試験である。覚醒反応を抑制するのに必要なプロポフォール麻酔の深度(1.5 - 2.0μg/mL)をOAA/Sスコア(2度)で調査し、BISモニターで確認した。圧-流量関係を構築して、鼻マスク圧の急性[受動性:低緊張筋電図(EMG)]および持続性[活動性:興奮性筋電図]の変化中の虚脱性(PCRIT)と上流抵抗(RUS)を評価した。受動性PCRITと活動性PCRIT間の差(ΔPCRIT A-P)は閉塞に対する代償反応の程度を表すものとした。
・受動的PCRITは、卵胞期(-6.2cmH2O)よりも黄体中後期(-4.7cm H2O)の方が有意に高かった(P<0.05)。活動性PCRITは、受動性PCRITに比較して、卵胞期(-10.1cm H2O)と黄体中後期(-7.7cmH2O)に有意に減少した(P<0.05)。卵胞期(3.9±2.9cmH2O)と黄体中後期(3.0±2.6cmH2O)の間で、ΔPCRITに有意差はみられなかった。受動期(P=0.8)でも活動期(P=0.75)でも月経期の間でRUSに有意差は見られなかった。
・月経期は、プロポフォール麻酔中、低緊張性上気道の解剖学的変化(機械的特性)に影響を及ぼす。
[!]:さて、この結果から何を読み取るべきか。
Journal of Clinical Anesthesia Volume 23, Issue 7 , Pages 527-533, November 2011
・本研究の目的は、月経周期の卵胞期と黄体期でプロポフォール麻酔中に、機械的上気道特性と閉塞に対する代償性の神経筋反応を調査することである。
・12人の閉経前女性ボランティアを対象とした、月経周期の卵胞期(6-10日)と黄体中後期(20 - 24日)の上気道虚脱についての大学関連病院での前向き無作為試験である。覚醒反応を抑制するのに必要なプロポフォール麻酔の深度(1.5 - 2.0μg/mL)をOAA/Sスコア(2度)で調査し、BISモニターで確認した。圧-流量関係を構築して、鼻マスク圧の急性[受動性:低緊張筋電図(EMG)]および持続性[活動性:興奮性筋電図]の変化中の虚脱性(PCRIT)と上流抵抗(RUS)を評価した。受動性PCRITと活動性PCRIT間の差(ΔPCRIT A-P)は閉塞に対する代償反応の程度を表すものとした。
・受動的PCRITは、卵胞期(-6.2cmH2O)よりも黄体中後期(-4.7cm H2O)の方が有意に高かった(P<0.05)。活動性PCRITは、受動性PCRITに比較して、卵胞期(-10.1cm H2O)と黄体中後期(-7.7cmH2O)に有意に減少した(P<0.05)。卵胞期(3.9±2.9cmH2O)と黄体中後期(3.0±2.6cmH2O)の間で、ΔPCRITに有意差はみられなかった。受動期(P=0.8)でも活動期(P=0.75)でも月経期の間でRUSに有意差は見られなかった。
・月経期は、プロポフォール麻酔中、低緊張性上気道の解剖学的変化(機械的特性)に影響を及ぼす。
[!]:さて、この結果から何を読み取るべきか。

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