PCT値>10ng/mLでは、PCT値自体よりも動的変化がセプティック・ショック患者生存の有用な指標
Dynamic Change of Procalcitonin, Rather Than Concentration Itself, Is Predictive of Survival in Septic Shock Patients When Beyond 10 ng/mL
Shock: December 2011 - Volume 36 - Issue 6 - p 570-574
・プロカルシトニン(PCT)濃度が10ng/mLを超える場合は、セプティック・ショックに矛盾しない。この状態でのPCTは、重なりが多く変動が大きいために、生存の予測的価値は、十分には確立されていない。本研究では、PCT値が10ng/mLより高い場合には、PCT値そのものよりもむしろ動的変化が病院生存率の予測因子となると仮定した。
・PCT濃度が10ng/mLを超えるセプティック・ショック患者37人を、本前向きコホート研究の対象とした。28日後の病院転帰に基づいて生存群(n=25)と非生存群(n=12)に患者を分けた。研究組み入れ後、その後のPCTは5日後に測定された。SOFAスコアを、同時に記録した。PCTとSOFAスコアの動的変化は、初期値と以降の測定値との差と定義した。
・年齢、性別、PCTの初期値、SOFAは、生存群と非生存群間で有意差はなかった。全生存者は、PCT濃度が低下した;減少の中央値は、9.73ng/mLであった。全非生存者では、PCT濃度が増加した;増加の中央値は、5.95ng/mLであった。生存群の全25人でPCT濃度(>25%)の有意な減少が観察されたが、非生存群の12人ではまったく見られなかった。プロカルシトニンの初期値、その後の測定値、その動的変化は、有意にSOFAの対応値と相関した。
・結論として、PCT濃度が10ng/mLよりも高い場合には、PCT濃度そのものよりもむしろPCT濃度の有意な減少がセプティック・ショック患者生存の有用な指標であるかもしれない。セプティック・ショック患者では、PCT濃度が10ng/mLより高値の場合でも、プロカルシトニン濃度はSOFAスコアと高い相関を示した。
[!]:この結果は、「動的乳酸」と呼ばれる指標と非常に良く似ている。乳酸も、プロカルシトニンも、そしてSOFAも、静的なその時点の値よりもその後の動きが大事だということだ。
Shock: December 2011 - Volume 36 - Issue 6 - p 570-574
・プロカルシトニン(PCT)濃度が10ng/mLを超える場合は、セプティック・ショックに矛盾しない。この状態でのPCTは、重なりが多く変動が大きいために、生存の予測的価値は、十分には確立されていない。本研究では、PCT値が10ng/mLより高い場合には、PCT値そのものよりもむしろ動的変化が病院生存率の予測因子となると仮定した。
・PCT濃度が10ng/mLを超えるセプティック・ショック患者37人を、本前向きコホート研究の対象とした。28日後の病院転帰に基づいて生存群(n=25)と非生存群(n=12)に患者を分けた。研究組み入れ後、その後のPCTは5日後に測定された。SOFAスコアを、同時に記録した。PCTとSOFAスコアの動的変化は、初期値と以降の測定値との差と定義した。
・年齢、性別、PCTの初期値、SOFAは、生存群と非生存群間で有意差はなかった。全生存者は、PCT濃度が低下した;減少の中央値は、9.73ng/mLであった。全非生存者では、PCT濃度が増加した;増加の中央値は、5.95ng/mLであった。生存群の全25人でPCT濃度(>25%)の有意な減少が観察されたが、非生存群の12人ではまったく見られなかった。プロカルシトニンの初期値、その後の測定値、その動的変化は、有意にSOFAの対応値と相関した。
・結論として、PCT濃度が10ng/mLよりも高い場合には、PCT濃度そのものよりもむしろPCT濃度の有意な減少がセプティック・ショック患者生存の有用な指標であるかもしれない。セプティック・ショック患者では、PCT濃度が10ng/mLより高値の場合でも、プロカルシトニン濃度はSOFAスコアと高い相関を示した。
[!]:この結果は、「動的乳酸」と呼ばれる指標と非常に良く似ている。乳酸も、プロカルシトニンも、そしてSOFAも、静的なその時点の値よりもその後の動きが大事だということだ。

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