■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2011-12-06




【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (n_______) (a________) : ニコチン中毒

(2) (________s) : 硬化症

(3) (m________) (g_____) : 悪性新生物

(4) (c____________) (f____) : 髄液、脳脊髄液

(5) (m________) (l_______) : 悪性リンパ腫


[解答]
(1)nicotine addiction(2)sclerosis
(3)malignant growth(4)cerebrospinal fluid
(5)malignant lymphoma


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/




【問題2】(溺水・中毒・体温) アルコール飲酒を伴う頭部外傷患者の受傷の特徴として不適切なのはどれか?
1) 原因は転倒・転落・墜落が多い
3) 病歴聴取は信頼できない
5) 頭部外傷の治療開始が遅れがち
2) 飲酒を伴う方が予後がよい
4) 患者自身受傷に気づかない


[解説] アルコール飲酒を伴う頭部外傷患者の受傷の特徴:病歴聴取は不可能か、できたとしても信頼できない。また患者自身受傷に気づかないことも多い。原因は運動失調のために足下がふらつくため、転倒・転落・墜落が多い。飲酒のために正確に意識レベルを把握できないため、頭部外傷の治療開始が遅れがちで、したがって飲酒を伴う方が予後が不良となるケースが多い。


[正解] 2 [出典] 救急医学増刊「外傷」P46



【問題3】(自律神経) 自律神経系について正しいのはどれか?

ア:α1刺激薬は、吸入麻酔薬や静脈麻酔薬の必要量を減少させる。

イ:ラベタロールは非選択的β遮断薬であるとともに選択的α1遮断薬である。

ウ:アドレナリンは、10μg/min以上ではα1作用が中心となる。

エ:ドパミンは、低酸素血や高二酸化炭素に対する換気応答を抑制する。

オ:自律神経系が正常なら、仰臥位から坐位になっても拡張期圧は変化しない。


[解説] ア:×:クロニジンやデクスメデトミジンなどα2刺激薬は、吸入麻酔薬や静脈麻酔薬の必要量を減少させる。
イ:○:ラベタロールは非選択的β遮断薬であるとともに選択的α1遮断薬で、強力な降圧薬である。
ウ:○:アドレナリンは、2μg/min以下ではβ2作用が中心、2~10μg/min以下ではβ1、β2作用が中心、10μg/min以上ではα1作用が中心となる。
エ:○:ドパミンは、低酸素血や高二酸化炭素に対する換気応答を抑制する。
オ:×:自律神経系が正常なら、仰臥位から坐位になると、心拍数が15bpm増加し、拡張期圧も10mmHg増加する。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p1-7


■ これって常識? ■
院内発症の髄膜炎では,起因菌はブドウ球菌,緑膿菌が多い

院内感染による髄膜炎は,おもに脳外科手術後に見られるが,起因菌は表皮ブドウ球菌,黄色ブドウ球菌などのグラム陽性球菌およびクレブシエラ,緑膿菌などのグラム陰性桿菌があげられる.

[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識~感染症編

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