腹腔鏡下大腸手術での局所麻酔薬が術後痛とオピオイド消費量に及ぼす効果
Effect of local anesthetics on postoperative pain and opioid consumption in laparoscopic colorectal surgery
Surgical Endoscopy published online 17 December 2012
・いくつかの研究が、局所麻酔薬の使用、具体的には、腹腔鏡下の一般外科、婦人科手術中に麻酔薬の腹腔内投与を評価して、さまざまな結果を得ている。腹腔鏡下大腸手術での局所麻酔薬の役割を調査した研究はこれまでにない。本研究では、回復力強化パスで管理された患者で、よくある腹腔鏡下大腸手術後の術後痛軽減における皮下と腹腔内麻酔薬の有効性を評価した。
・よくある待機的腹腔鏡下大腸手術を受けた患者172名の単施設後ろ向きコホート分析を行った。3つの連続した期間にわたって、患者群は、局所麻酔薬の投与法に基づいて、3つの研究群に分けられた。最初の群は、局所麻酔薬を投与せず(n=66)、次の群は、皮下だけにブピバカインを投与し(n=67)、最後の群では、皮下にブピバカインを腹腔内にリドカインを投与した(n=44)。ペインスコア、術後回復室滞在時間、術直後のオピオイド鎮痛薬の消費量を定量化した。
・回復室到着時と退室時(p≦0.086、p≦0.166)、術後3、6、9、12時間後(p≦0.332、p≦0.142、p≦0.155、p≦0.872)を含めて、3群間に、報告されたペインスコアに差はなかった。術後当日と第1病日に消費されたオピオイド鎮痛薬量に群間差はなかった(p≦0.365、p≦0.458)。術後回復室滞在時間、在院期間、30日後罹患率、30日後死亡率に、有意な群間差はなかった。
・局所麻酔薬の使用は、回復力強化パスで管理された腹腔鏡下大腸手術に引き続く、術後のオピオイド必要量や、患者の主観的な疼痛の報告に影響を与えない。
Surgical Endoscopy published online 17 December 2012
・いくつかの研究が、局所麻酔薬の使用、具体的には、腹腔鏡下の一般外科、婦人科手術中に麻酔薬の腹腔内投与を評価して、さまざまな結果を得ている。腹腔鏡下大腸手術での局所麻酔薬の役割を調査した研究はこれまでにない。本研究では、回復力強化パスで管理された患者で、よくある腹腔鏡下大腸手術後の術後痛軽減における皮下と腹腔内麻酔薬の有効性を評価した。
・よくある待機的腹腔鏡下大腸手術を受けた患者172名の単施設後ろ向きコホート分析を行った。3つの連続した期間にわたって、患者群は、局所麻酔薬の投与法に基づいて、3つの研究群に分けられた。最初の群は、局所麻酔薬を投与せず(n=66)、次の群は、皮下だけにブピバカインを投与し(n=67)、最後の群では、皮下にブピバカインを腹腔内にリドカインを投与した(n=44)。ペインスコア、術後回復室滞在時間、術直後のオピオイド鎮痛薬の消費量を定量化した。
・回復室到着時と退室時(p≦0.086、p≦0.166)、術後3、6、9、12時間後(p≦0.332、p≦0.142、p≦0.155、p≦0.872)を含めて、3群間に、報告されたペインスコアに差はなかった。術後当日と第1病日に消費されたオピオイド鎮痛薬量に群間差はなかった(p≦0.365、p≦0.458)。術後回復室滞在時間、在院期間、30日後罹患率、30日後死亡率に、有意な群間差はなかった。
・局所麻酔薬の使用は、回復力強化パスで管理された腹腔鏡下大腸手術に引き続く、術後のオピオイド必要量や、患者の主観的な疼痛の報告に影響を与えない。
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