上気道感染のある小児で、ラリンジアルマスクとフェイスマスクの使用:無作為単盲検臨床試験
Use of laryngeal mask airway in children with upper respiratory tract infection, compared with face mask: Randomized, single blind, clinical trial
Acta Anaesthesiologica Taiwanica Vol 49-4 , P 136-140, December 2011
・全身麻酔を受ける単純な上気道感染(URI)のある小児で、ラリンジアルマスク(LMA)で麻酔を受けた群と、フェイスマスク(FM)で麻酔を受けた群を、術後咳嗽(主要転帰)と呼吸器系副作用(副次転帰)の発生率について盲式無作為試験で比較した。気管チューブで麻酔を受けるURIのある小児患者についての以前の研究では、麻酔合併症が多くなると報告されたが、LMA あるいは FM で麻酔を受ける URI のある小児での副作用についての報告はほとんどない。
・本試験のために、単純なURIがあり、眼科手術に際して全身麻酔を必要とする150人の小児が登録された。術前 URI 症状の程度が分類されたら、小児は FM あるは LMA による全身麻酔を受けるように無作為化された。麻酔はセボフルランと亜酸化窒素+酸素で導入された。呼吸器系副作用が術中術後に評価された。
・年齢、体重、ASA-PS、性別、手術所要時間、URI 症状の程度に 2群間に差はなかった。咳嗽(LMA群で19% vs FM群で42%)、嘔吐(LMA群で4% vs FM群で12%)、気道の開通を保持するための処置の頻度は FM 群で統計的に多かった(p<0.05)。無呼吸、喉頭痙攣、酸素飽和度低下、気管支痙攣、再入院、咽頭痛の頻度については、2群間に差はなかった。
・単純な URI のある小児では、全身麻酔に LMA で吸入麻酔薬を投与する方が、FM を使用するよりも副作用が少ないようである。
[!]:鼻腔や口腔内分泌物が喉頭~気管に流れ込むのを防ぐからだろうか。
Acta Anaesthesiologica Taiwanica Vol 49-4 , P 136-140, December 2011
・全身麻酔を受ける単純な上気道感染(URI)のある小児で、ラリンジアルマスク(LMA)で麻酔を受けた群と、フェイスマスク(FM)で麻酔を受けた群を、術後咳嗽(主要転帰)と呼吸器系副作用(副次転帰)の発生率について盲式無作為試験で比較した。気管チューブで麻酔を受けるURIのある小児患者についての以前の研究では、麻酔合併症が多くなると報告されたが、LMA あるいは FM で麻酔を受ける URI のある小児での副作用についての報告はほとんどない。
・本試験のために、単純なURIがあり、眼科手術に際して全身麻酔を必要とする150人の小児が登録された。術前 URI 症状の程度が分類されたら、小児は FM あるは LMA による全身麻酔を受けるように無作為化された。麻酔はセボフルランと亜酸化窒素+酸素で導入された。呼吸器系副作用が術中術後に評価された。
・年齢、体重、ASA-PS、性別、手術所要時間、URI 症状の程度に 2群間に差はなかった。咳嗽(LMA群で19% vs FM群で42%)、嘔吐(LMA群で4% vs FM群で12%)、気道の開通を保持するための処置の頻度は FM 群で統計的に多かった(p<0.05)。無呼吸、喉頭痙攣、酸素飽和度低下、気管支痙攣、再入院、咽頭痛の頻度については、2群間に差はなかった。
・単純な URI のある小児では、全身麻酔に LMA で吸入麻酔薬を投与する方が、FM を使用するよりも副作用が少ないようである。
[!]:鼻腔や口腔内分泌物が喉頭~気管に流れ込むのを防ぐからだろうか。

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