等分割問題 その2 解答と解説

 第2問は、以下のような形でした。
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 これは、ヒントがなければ、相当苦しむ問題だと思いますが・・・。ちょっとヒントがあまりにも露骨だったようですね。「4等分がむりなら5等分でもいいですよ。」くらいのヒントにしておけばよかった。

 硬膜は、一方向に線維が並んでいて、その方向には、簡単に裂くことができます。スルメも同じですね。

 答えは、以下です。
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 解答に辿り着くには、「直観」が物を言います。

 ちなみに、このように分割するのであれば、3等分でも5等分でも7等分でも、通常分析的に考えた時に一つの面積が割り切れないような数になる場合も、簡単に分割することが可能です。

 いつも、前回の問題とセットにして、研修医君たちに出題していました。見た目には、非常に類似した問題ですが、その答えにた取りつく手法はまったく異なります。

 発想の転換が必要であることの 1例です。

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