パワーポイントで使える質の高いテンプレート集

 マイクロソフトのパワー・ポイントには、十分にたくさんのテンプレートが付属していますが、自分のセンスに合ったものとなるとそんなに多くないのではないでしょうか。

 またネットにアクセスすると無料で手に入るものも多くあるのですが、ビジネス志向のものが多いようです。それに比べると、MS オフィス互換ソフトとして最近シェアを伸ばしている Kingngsoft プレゼンテーション用のデザイン・テンプレートはなかなかクォリティが高いと思っています。

 ここにアクセスすれば、総計162種類のテンプレートが無料で利用可能です。
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 実は、このテンプレート、最初は「パワーポイントでは、使用できないのか」と思っていたら、どうもファイルの内部構造は、パワーポイントと同じようで、ダウンロードしたファイルの拡張子を、Kingsoft オリジナルの「.dpt」からパワーポイントのファイル形式である、「.ppt」や「.pot」に変えるだけで、パワーポイントのデザイン・テンプレートとしても利用できます。

 また、以前に紹介した「Libre Office」の Impress でも利用できるようです。

 拡張子を変更するには、「マイコンピュータ」や「エクスプローラ」の[ツール]-[フォルダオプション]から[表示]タブを選択し、

 □ 登録されている拡張子は表示しない

のチェックボックスをオフにすします。
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 保存されたファイル名を見ると、ダウンロードしたファイルの拡張子(ファイル名の後ろピリオド以下の通常3文字)は、「.dpt」になっているはずである。この拡張子を、[F2]キーを押すか、ファイル名をゆっくり2回クリックして、ファイル名変更可能な状態にしてから、半角で、「.ppt」や「.pot」に変えます。

 確定後、見慣れたパワーポイントのアイコンが表示されれば成功です。

 ちなみに、パワーポイント用のデザイン・テンプレートとして登録しておきたければ、パワポで開いてから、[ファイル]-[名前を付けて保存]で表示されるダイアログの「ファイルの種類」で「デザインテンプレート(.pot)」(MS2003)や、「テンプレート(.potx)」(MS2007、MS2010)で保存すれば、所定のテンプレートフォルダに保存されるので、次回起動時から、参照テンプレートの中で選択できるようになります。
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お試しあれ!

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