挿管困難が予想される患者で覚醒下ファイバー挿管か、覚醒下ビデオ喉頭鏡挿管か:無作為臨床試験
Awake Fiberoptic or Awake Video Laryngoscopic Tracheal Intubation in Patients with Anticipated Difficult Airway Management: A Randomized Clinical Trial
Anesthesiology: June 2012 - Volume 116 - Issue 6 - p 1210-1216
・覚醒下ファイバー挿管(FFI)は、挿管困難が予想される場合の管理のゴールド・スタンダードである。本研究の目的は、挿管困難が予想される患者群で、覚醒下 FFI を、覚醒下 McGrathR ビデオ喉頭鏡(MVL)(Aircraft Medical、エジンバラ、スコットランド、イギリス)による挿管と比較することであった。著者らは MVL挿管の方が FFI よりも速いだろうと仮定した。
・挿管困難が予想されたを 93人の成人患者は、覚醒下 FFI または、覚醒下 MVL に無作為に割り当てられ、患者は、グリコピロール酸塩、経鼻酸素、口腔内表面リドカイン、リドカイン 100mg 経気管注入を行われた。 レミフェンタニル注入を静注で行い、ラムゼー鎮静スコア 2~4 とした。気管挿管所要時間は、別の評価者が記録した。また初回試技での挿管成功、調査者による手技の容易さ評価も記録し、患者は挿管の不快度を VAS で報告した。
・84人の患者が分析対象として適した。気管挿管所要時間は、FFI で中央値[四分位領域、IQR] 80 秒[IQR 58-117]、MVL で 62秒[IQR 55-109]であった(P=0.17)。初回試技での挿管成功は、FFI と MVL で 79% vs 71% であった。挿管の容易さの VAS スコア中央値は、FFI と MVL でそれぞれ 2(IQR 1-4)vs 1(IQR 1-6)であった。両手技での患者が評価した不快度 VAS スコアの中央値は、2、FFI(IQR 0-3)、MVL(IQR 0-4)であった。
・挿管困難が予想される患者群で、経験のある麻酔科医が行う、覚醒下 FFI と 覚醒下 MVL 挿管とでは気管挿管所要時間には差を認めなかった。
Anesthesiology: June 2012 - Volume 116 - Issue 6 - p 1210-1216
・覚醒下ファイバー挿管(FFI)は、挿管困難が予想される場合の管理のゴールド・スタンダードである。本研究の目的は、挿管困難が予想される患者群で、覚醒下 FFI を、覚醒下 McGrathR ビデオ喉頭鏡(MVL)(Aircraft Medical、エジンバラ、スコットランド、イギリス)による挿管と比較することであった。著者らは MVL挿管の方が FFI よりも速いだろうと仮定した。
・挿管困難が予想されたを 93人の成人患者は、覚醒下 FFI または、覚醒下 MVL に無作為に割り当てられ、患者は、グリコピロール酸塩、経鼻酸素、口腔内表面リドカイン、リドカイン 100mg 経気管注入を行われた。 レミフェンタニル注入を静注で行い、ラムゼー鎮静スコア 2~4 とした。気管挿管所要時間は、別の評価者が記録した。また初回試技での挿管成功、調査者による手技の容易さ評価も記録し、患者は挿管の不快度を VAS で報告した。
・84人の患者が分析対象として適した。気管挿管所要時間は、FFI で中央値[四分位領域、IQR] 80 秒[IQR 58-117]、MVL で 62秒[IQR 55-109]であった(P=0.17)。初回試技での挿管成功は、FFI と MVL で 79% vs 71% であった。挿管の容易さの VAS スコア中央値は、FFI と MVL でそれぞれ 2(IQR 1-4)vs 1(IQR 1-6)であった。両手技での患者が評価した不快度 VAS スコアの中央値は、2、FFI(IQR 0-3)、MVL(IQR 0-4)であった。
・挿管困難が予想される患者群で、経験のある麻酔科医が行う、覚醒下 FFI と 覚醒下 MVL 挿管とでは気管挿管所要時間には差を認めなかった。
この記事へのコメント