小児麻酔の困難気道トロリー:経験とトレーニングに関する国際的調査
The difficult airway trolley in pediatric anesthesia: an international survey of experience and training
Pediatric Anesthesia Article first published online: 7 NOV 2012
・小児の困難気道は予想外であることがあり、重大な合併症や死亡に至る。標準化された非常用気道器具は、定期的にチェックされた困難気道トロリー(DAT)で利用可能でなければならない。本研究では、DAT に関する小児麻酔科医の知識、経験、信頼度を調査するためにアンケートを実施した。
・グレートブリテン&アイルランド小児麻酔科学会(APAGBI)、ヨーロッパ小児麻酔学会(ESPA)とその国内学会、カナダ小児麻酔学会(CPA)、ニュージーランド&オーストラリア小児麻酔学会(SPANZA)の会員は、2011年 1月~4 月に調査を完了するよう促された。
・693 人の麻酔科医が、アンケートに回答した。633人(92%)は、手術室に DAT を有しており、そのうち 587人(98%)は、その所在を知っていると述べた。387 人(56%)の麻酔科医は、正式な DAT トレーニングを受けた。最もトレーニング・レベルが低かったのは、オーストラリアと英国であり、それぞれ 42% と 59% であった。トレーニングを受けた人達は、DAT 内容を知っていると自信がある/非常に自信がある傾向にあった(r =-0.321、p=0.0Ⅰ)。 355 人(59%)の麻酔科医は、最近 6 ヵ月以内に、82 人(14%)は、過去 6ヵ月~12ヵ月に、91人(15%)は >1年前に使用したことがあり、72人(12%)は、DAT ををこれまで使ったことがなかった。使用頻度は、高い信頼度とかなり相関していた(r =-0.398、p=0.01)。 183 人(31%)は、DAT 装備に関して問題を経験したことがあると報告した(20% 紛失、4% 欠陥、不慣れ 7%)。
・トレーニングと DAT の最近の使用は、麻酔科医の信頼を増加させるが、広く一般に行われていることではない。かなりの数の麻酔科医が、DAT に関して問題を報告しており、器具の保守と品質管理についての問題が浮かび上がった。
[!]:当院手術室に挿管困難セットを作成してからちょうど 10 年が経過したようだ。しかし、トラキライトを導入してからは、登場する機会が激減して今ではほとんど使用していないが、たまには整備し直しておかないといけないな~。
Pediatric Anesthesia Article first published online: 7 NOV 2012
・小児の困難気道は予想外であることがあり、重大な合併症や死亡に至る。標準化された非常用気道器具は、定期的にチェックされた困難気道トロリー(DAT)で利用可能でなければならない。本研究では、DAT に関する小児麻酔科医の知識、経験、信頼度を調査するためにアンケートを実施した。
・グレートブリテン&アイルランド小児麻酔科学会(APAGBI)、ヨーロッパ小児麻酔学会(ESPA)とその国内学会、カナダ小児麻酔学会(CPA)、ニュージーランド&オーストラリア小児麻酔学会(SPANZA)の会員は、2011年 1月~4 月に調査を完了するよう促された。
・693 人の麻酔科医が、アンケートに回答した。633人(92%)は、手術室に DAT を有しており、そのうち 587人(98%)は、その所在を知っていると述べた。387 人(56%)の麻酔科医は、正式な DAT トレーニングを受けた。最もトレーニング・レベルが低かったのは、オーストラリアと英国であり、それぞれ 42% と 59% であった。トレーニングを受けた人達は、DAT 内容を知っていると自信がある/非常に自信がある傾向にあった(r =-0.321、p=0.0Ⅰ)。 355 人(59%)の麻酔科医は、最近 6 ヵ月以内に、82 人(14%)は、過去 6ヵ月~12ヵ月に、91人(15%)は >1年前に使用したことがあり、72人(12%)は、DAT ををこれまで使ったことがなかった。使用頻度は、高い信頼度とかなり相関していた(r =-0.398、p=0.01)。 183 人(31%)は、DAT 装備に関して問題を経験したことがあると報告した(20% 紛失、4% 欠陥、不慣れ 7%)。
・トレーニングと DAT の最近の使用は、麻酔科医の信頼を増加させるが、広く一般に行われていることではない。かなりの数の麻酔科医が、DAT に関して問題を報告しており、器具の保守と品質管理についての問題が浮かび上がった。
[!]:当院手術室に挿管困難セットを作成してからちょうど 10 年が経過したようだ。しかし、トラキライトを導入してからは、登場する機会が激減して今ではほとんど使用していないが、たまには整備し直しておかないといけないな~。
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