マイクロエマルジョン・プロポフォール注入時痛を防ぐレミフェンタニル EC 50 に及ぼす性別の影響
The effect of gender on EC50 of remifentanil to prevent pain during injection of microemulsion propofol
Korean J Anesthesiol. 2012 Dec;63(6):504-509. English.
・プロポフォールの注入時痛は患者にとって不快な経験であり、その発生頻度は年齢と性別によって影響されうる。本研究では、成人の男性群と女性群でマイクロエマルジョン・プロポフォールの注入時痛を防ぐのに必要なレミフェンタニルの 50%効果濃度(EC50)を調査した。
・施設内倫理委員会承認の後、合計 60 人の患者は、性別に従って 2 群に割り当てられた: M 群(男性、20-65歳)と F 群(女性、20-65歳)。麻酔は TCI によるプロポフォールとレミフェンタニルで導入された。最初の患者の、プロポフォールとレミフェンタニルの目標効果部位濃度(Ce)は、4.0ug/ml と 4.0ng/ml. で開始した。以降の各患者について、レミフェンタニル Ce は、ディクソンの上下法(DUDM)によって、前の患者の反応によって 0.2ng/ml ずつ増減することによって決定した。血漿と効果部位レミフェンタニル濃度の平衡の後、プロポフォールを投与し、疼痛反応を観察した。
・DUDMによるレミフェンタニル EC50 は、M 群と F 群でそれぞれ、3.8±0.2 と 2.7±0.2ng/ml であった。プロビット回帰モデルによるレミフェンタニル EC50 は、M 群と F 群でそれぞれ、3.7(3.0-4.3)と 2.7(1.8-2.9)ng/ml であった。
・中等度から高度のプロポフォール注入時痛を防ぐためのレミフェンタニル EC50 は、女性よりも男性の方が高かった。
[!]:男性の方が、筋肉量が多く、したがって静脈も発達していて血管径が太い可能性が高いので、男性の方が痛みが少ないのではないかと予想したが、意外な結果だ。女性の方が鈍感(失礼!)という結果だ。
Korean J Anesthesiol. 2012 Dec;63(6):504-509. English.
・プロポフォールの注入時痛は患者にとって不快な経験であり、その発生頻度は年齢と性別によって影響されうる。本研究では、成人の男性群と女性群でマイクロエマルジョン・プロポフォールの注入時痛を防ぐのに必要なレミフェンタニルの 50%効果濃度(EC50)を調査した。
・施設内倫理委員会承認の後、合計 60 人の患者は、性別に従って 2 群に割り当てられた: M 群(男性、20-65歳)と F 群(女性、20-65歳)。麻酔は TCI によるプロポフォールとレミフェンタニルで導入された。最初の患者の、プロポフォールとレミフェンタニルの目標効果部位濃度(Ce)は、4.0ug/ml と 4.0ng/ml. で開始した。以降の各患者について、レミフェンタニル Ce は、ディクソンの上下法(DUDM)によって、前の患者の反応によって 0.2ng/ml ずつ増減することによって決定した。血漿と効果部位レミフェンタニル濃度の平衡の後、プロポフォールを投与し、疼痛反応を観察した。
・DUDMによるレミフェンタニル EC50 は、M 群と F 群でそれぞれ、3.8±0.2 と 2.7±0.2ng/ml であった。プロビット回帰モデルによるレミフェンタニル EC50 は、M 群と F 群でそれぞれ、3.7(3.0-4.3)と 2.7(1.8-2.9)ng/ml であった。
・中等度から高度のプロポフォール注入時痛を防ぐためのレミフェンタニル EC50 は、女性よりも男性の方が高かった。
[!]:男性の方が、筋肉量が多く、したがって静脈も発達していて血管径が太い可能性が高いので、男性の方が痛みが少ないのではないかと予想したが、意外な結果だ。女性の方が鈍感(失礼!)という結果だ。

この記事へのコメント