■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2014-04-08




【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (p_______) (t____) : 前立腺腫瘍

(2) (p_____) : 恐怖症

(3) (R__) (C_______) (S________) : 赤新月社連盟

(4) (b____) (d_______) : 献血

(5) (m______) (r_____) : カルテ


[解答]
(1)prostate tumor(2)phobia
(3)Red Crescent Societies(4)blood donation
(5)medical record


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/




【問題2】(麻酔薬) 非脱分極性筋弛緩薬の構造上、仲間外れはどれか?
1) ピペクロニウム
3) アトラクリウム
5) ミバクリウム
2) dツボクラリン
4) ドキサクリウム


[解説] 非脱分極性筋弛緩薬は4級アンモニウム化合物で、大きく分けて2種類の筋弛緩薬がある。ステロイド系(パンクロニウム、ベクロニウム、ピペクロニウム)とベンジルイソキノリン系(dツボクラリン、メトキュリン、アトラクリウム、ドキサクリウム、ミバクリウム)である。別系統の薬剤の組合わせは、相乗的に作用する。例えば、パンクロニウム+dTc、パンクロニウム+メトキュリン、アトラクリウム+ベクロニウム。類似の化学構造をもつ筋弛緩薬、例えば、dTc+メトキュリンを組合わせた場合には相乗効果はない。


[正解] 1 [出典] MGH麻酔の手引第3版p167


【トラブル・シューティング】~麻酔緊急Vol.2p117

(換気)『口腔ガン手術抜管時と再手術挿管時のトラブル!』

腫瘍と同側の全頚部郭清、対側の上頚部郭清と即時再建術を行う場合は、術後呼吸管理・誤嚥防止のため気管切開を行うのが原則である。気切予定でない場合でも、口腔底周囲の腫瘍および浸潤巣の切除と頤下や顎下リンパ節の郭清を行った時には、術後安易に抜管せず、数日経鼻挿管で術後管理するのが賢明である。舌の挙上や呈舌には舌骨上筋や外舌筋が深く関わっており、これら筋肉や支配神経に侵襲の加わる術後では、完全覚醒していても抜管すると舌根沈下による上気道閉塞を生じることが少なくない。再手術に際しては喉頭展開は困難と考え、急速導入は止めて軽度鎮静自発呼吸下に、息の出入りする場所を確認して、半盲目的に意識下挿管する。








【問題3】(心臓・血管) 中心静脈圧波形上のa波は何に起因するものであるか?
1) 右室への血液流入
3) 三尖弁の右房内への膨隆
5) 右房の収縮
2) 右房の充満
4) 右房の弛緩


[解説] 心房の圧波形はa、c、vの陽性波とx、yの陰性波(谷)で構成されている。a波は心房の収縮によって内圧が増大するため生じ、心電図P波より右房では約80msec、左房では約90msec遅れた付近にピークを有する。a波は心房細動では消失する。x谷は心房が弛緩し内圧が低下することで形成される。心房細動で心房の弛緩が不良となる場合にx谷は上昇して浅くなる。


[正解] 5 [出典] 心臓カテーテル検査のモニタリングP66

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