プロポフォールとレミフェンタニルによる麻酔導入に関した血行動態変動を低減するためのエフェドリンの予防
Prophylactic effect of ephedrine to reduce hemodynamic changes associated with anesthesia induction with propofol and remifentanil
J Anaesthesiol Clin Pharmacol [serial online] 2014 [cited 2014 Apr 11];30:217-21. Masjedi M, et al.
・プロポフォールによる麻酔導入の合併症の一つは、動脈血圧と心拍数(HR)の相当な低下であるが、これはレミフェンタニルを併用することによって増強されうる。本研究は、プロポフォールとレミフェンタニルで導入された麻酔によって惹起される低血圧と徐脈を制御するための、エフェドリンの 2 用量の予防効果を評価することを目的とした。
・全身麻酔下で待機的に整形外科と眼科の短時間小手術を受ける合計 150 人の患者は、無作為に 3 群に割り付けられ、生食、低用量エフェドリン(0.07 mg/kg)、高用量エフェドリン(0.15 mg/kg)を投与された。麻酔は全群ともプロポフォール 2.5 mg/kg とレミフェンタニル 3 μg/kg で導入した。筋弛緩剤は何も使用しなかった。患者の血行動態は以下の 4 時点で評価した。麻酔導入後直前、2 分後、ならびに、挿管 1、5 分後。
・低用量エフェドリン(0.07 mg/kg)群の 46 人の患者、高用量エフェドリン群 49 人(0.15 mg/kg)、対照群 46 人の患者からなる合計 143 人の患者が試験を完了した。全 3 群で、麻酔導入後に、平均収縮期圧、拡張期圧、平均動脈圧、ならびに平均 HR の有意な減少が発生した。この減少は、対照群で最大であり、高用量エフェドリン(0.15 mg/kg)群で最低であった。
・今回の調査結果は、高用量エフェドリン(0.15 mg/kg)の投与はプロポフォールとレミフェンタニルによる麻酔導入後の低血圧と徐脈を防止する上で有意な効果を及ぼす可能性があることを示唆している。
[!]:けっこう臨床でもう実際にやられているんじゃないかと思うが、プロポフォールとレミフェンタニルの併用で導入する場合、エフェドリン 8mg を併用するのが適当だ。4mg では少なすぎる。
J Anaesthesiol Clin Pharmacol [serial online] 2014 [cited 2014 Apr 11];30:217-21. Masjedi M, et al.
・プロポフォールによる麻酔導入の合併症の一つは、動脈血圧と心拍数(HR)の相当な低下であるが、これはレミフェンタニルを併用することによって増強されうる。本研究は、プロポフォールとレミフェンタニルで導入された麻酔によって惹起される低血圧と徐脈を制御するための、エフェドリンの 2 用量の予防効果を評価することを目的とした。
・全身麻酔下で待機的に整形外科と眼科の短時間小手術を受ける合計 150 人の患者は、無作為に 3 群に割り付けられ、生食、低用量エフェドリン(0.07 mg/kg)、高用量エフェドリン(0.15 mg/kg)を投与された。麻酔は全群ともプロポフォール 2.5 mg/kg とレミフェンタニル 3 μg/kg で導入した。筋弛緩剤は何も使用しなかった。患者の血行動態は以下の 4 時点で評価した。麻酔導入後直前、2 分後、ならびに、挿管 1、5 分後。
・低用量エフェドリン(0.07 mg/kg)群の 46 人の患者、高用量エフェドリン群 49 人(0.15 mg/kg)、対照群 46 人の患者からなる合計 143 人の患者が試験を完了した。全 3 群で、麻酔導入後に、平均収縮期圧、拡張期圧、平均動脈圧、ならびに平均 HR の有意な減少が発生した。この減少は、対照群で最大であり、高用量エフェドリン(0.15 mg/kg)群で最低であった。
・今回の調査結果は、高用量エフェドリン(0.15 mg/kg)の投与はプロポフォールとレミフェンタニルによる麻酔導入後の低血圧と徐脈を防止する上で有意な効果を及ぼす可能性があることを示唆している。
[!]:けっこう臨床でもう実際にやられているんじゃないかと思うが、プロポフォールとレミフェンタニルの併用で導入する場合、エフェドリン 8mg を併用するのが適当だ。4mg では少なすぎる。

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