成人患者の全身麻酔中の調節呼吸に際しての LMA-Spreme と LMA-ProSeal を比
Comparison of laryngeal mask airway Supreme and laryngeal mask airway Pro-Seal for controlled ventilation during general anaesthesia in adult patients: Systematic review with meta-analysis
European Journal of Anaesthesiology: May 2014 - Volume 31 - Issue 5 - p 266-273 doi: 10.1097/01.EJA.0000435015.89651.3d
・ラリンジアルマスクエアウェイ(LMA)Supreme は、新たに導入された単回使用の声門上器具であり、LMA ProSeal と挿管用 LMA(ILMA)のいずれとも共通の特徴を有している。臨床研究で、さまざまな患者集団で「ゴールドスタンダード」たる LMA ProSeal と LMA Supreme の安全性と有効性を比較してきた。しかし、一方の器具が他方に増して提供できる潜在的利点の臨床的意義は依然として不明なままである。成人患者の口咽頭リーク圧の点で LMA Supreme が、LMA ProSeal よりも有利である可能性を定量化するために、系統的レビューと無作為対照試験のメタ分析を実施した。
・3 人の著者が別々に PubMed、PubMed Central、Scopus、Central Register of Clinical Trials of the Cochrane Collaboration、Google Scholar、Directory of open access journals を検索した。適格基準は、仰臥位の成人で LMA Supreme と LMA ProSeal を比較し、安全性の結果を報告し、英語で発表された無作為対照試験であった。
・7 件の無作為対照試験が適格基準を満たし、メタ分析に含まれた。666人の患者からプールされたデータから、LMA Supreme は LMA ProSeal よりも咽頭リーク圧が低いことを示された[平均差 -2.48 cmH2O、95 %信頼区間(CI)-4.45~-0.52]。筋弛緩薬を使用しない場合には、初回挿入試技で成功率は、LMA ProSeal に比べ、LMA Supreme の方が高かった[相対リスク 1.17、95 %信頼区間 1.03~1.35、治療必要数(NNT) 6、95 %信頼区間 4-12]。LMA 挿入所要時間は、2 種の器具で同様であった。器具のいずれかの使用に関連した合併症はまれであり、同様であった。
・単回使用の LMA Supreme は仰臥位の成人患者の調節呼吸に際し、LMA ProSeal に比較して咽頭リーク圧が低かったが、このわずかな差の臨床的意義は議論の余地があり、LMA-ProSeal に伴う伝染性疾患の伝播リスクの可能性を比較検討する必要がある。
[!]:Supreme の方が調節呼吸時のリーク圧が低い点で劣るが、ProSeal には感染の危険性があり、これらを天秤にかける必要があると。
European Journal of Anaesthesiology: May 2014 - Volume 31 - Issue 5 - p 266-273 doi: 10.1097/01.EJA.0000435015.89651.3d
・ラリンジアルマスクエアウェイ(LMA)Supreme は、新たに導入された単回使用の声門上器具であり、LMA ProSeal と挿管用 LMA(ILMA)のいずれとも共通の特徴を有している。臨床研究で、さまざまな患者集団で「ゴールドスタンダード」たる LMA ProSeal と LMA Supreme の安全性と有効性を比較してきた。しかし、一方の器具が他方に増して提供できる潜在的利点の臨床的意義は依然として不明なままである。成人患者の口咽頭リーク圧の点で LMA Supreme が、LMA ProSeal よりも有利である可能性を定量化するために、系統的レビューと無作為対照試験のメタ分析を実施した。
・3 人の著者が別々に PubMed、PubMed Central、Scopus、Central Register of Clinical Trials of the Cochrane Collaboration、Google Scholar、Directory of open access journals を検索した。適格基準は、仰臥位の成人で LMA Supreme と LMA ProSeal を比較し、安全性の結果を報告し、英語で発表された無作為対照試験であった。
・7 件の無作為対照試験が適格基準を満たし、メタ分析に含まれた。666人の患者からプールされたデータから、LMA Supreme は LMA ProSeal よりも咽頭リーク圧が低いことを示された[平均差 -2.48 cmH2O、95 %信頼区間(CI)-4.45~-0.52]。筋弛緩薬を使用しない場合には、初回挿入試技で成功率は、LMA ProSeal に比べ、LMA Supreme の方が高かった[相対リスク 1.17、95 %信頼区間 1.03~1.35、治療必要数(NNT) 6、95 %信頼区間 4-12]。LMA 挿入所要時間は、2 種の器具で同様であった。器具のいずれかの使用に関連した合併症はまれであり、同様であった。
・単回使用の LMA Supreme は仰臥位の成人患者の調節呼吸に際し、LMA ProSeal に比較して咽頭リーク圧が低かったが、このわずかな差の臨床的意義は議論の余地があり、LMA-ProSeal に伴う伝染性疾患の伝播リスクの可能性を比較検討する必要がある。
[!]:Supreme の方が調節呼吸時のリーク圧が低い点で劣るが、ProSeal には感染の危険性があり、これらを天秤にかける必要があると。

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