Q:硬膜外麻酔:メディアンだけではなぜいけないか?パラメディアンだけでもよいのではないか?
A;下位胸椎 Th10 以下、頸椎~上位胸椎(~Th4)まではメディアンアプローチでも穿刺可能なことが多いが、Th5~Th10 辺りはパラメディアンでないと硬膜外穿刺はできない。そういう意味では、パラメディアンの方がオールマイティである。
しかし、メディアンに比べると、パラメディアンの方が難しいので、メディアンで穿刺できる部分をわざわざパラメディアンで穿刺する必要はないだろう。簡単な問題をわざわざ難しい解き方で答えを出さなくても良いと思う。
通常、脊髄くも膜下麻酔をするときは、メディアン・アプローチだ。どうしてもメディアンで入らない時は、パラメディアンを試みることもある。
結局、メディアンで入りそうなところでは、まずメディアンで試みて、どうしてもだめならパラメディアンでやる。メディアン・アプローチでは穿刺困難が想定されるレベル:Th5~Th10 辺りでは最初からパラメディアンをやる・・・、というのが一般的なメディアン、パラメディアンの選択基準だと私は思っている。
「どこでもパラメディアンでやればいいんだよ!」と豪語する強者もいる。
しかし、メディアンに比べると、パラメディアンの方が難しいので、メディアンで穿刺できる部分をわざわざパラメディアンで穿刺する必要はないだろう。簡単な問題をわざわざ難しい解き方で答えを出さなくても良いと思う。
通常、脊髄くも膜下麻酔をするときは、メディアン・アプローチだ。どうしてもメディアンで入らない時は、パラメディアンを試みることもある。
結局、メディアンで入りそうなところでは、まずメディアンで試みて、どうしてもだめならパラメディアンでやる。メディアン・アプローチでは穿刺困難が想定されるレベル:Th5~Th10 辺りでは最初からパラメディアンをやる・・・、というのが一般的なメディアン、パラメディアンの選択基準だと私は思っている。
「どこでもパラメディアンでやればいいんだよ!」と豪語する強者もいる。
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