■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2015-05-19
| 【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。 | (1) (p____________) (d___) (s____) : 生理学的死腔 (2) (__________________n) : カルバミノヘモグロビン (3) (p____________) (p___) : 外傷後疼痛 (4) (c_______) (v_____) (h_________) : 臨界容積仮説 (5) (b___) (b___) : 背部叩打 |
[解答]
| (1)physiological dead space | (2)carbaminohemoglobin |
| (3)posttraumatic pain | (4)critical volume hypothesis |
| (5)back blow |
[出典] 麻酔科学用語集 第3版
| 【問題2】(体液・電解質) 血清カリウムの正常値としてはどれがもっとも適当か? | 1) 4mEq/L 3) 3.5mEq/L 5) 4.5mEq/L | 2) 3mEq/L 4) 2.5mEq/L |
[解説] 血清カリウムの正常値=3.5~4.5mEq/L、pH=7.35~7.45、血清ナトリウム=135~145
[正解] 1 [出典] クリティカル記憶術1P189
| 【問題3】(局所麻酔法) 頚神経叢ブロックについて正しい記述はどれか。 | ア:浅部頚神経叢ブロックでは、前頚部から肩にかけての鎮痛が得られる。 イ:頚神経叢ブロックだけで肩の手術が可能である。 ウ:Horner症候群がみられることがある。 エ:呼吸機能の低下した患者の頚部手術は、頚神経叢ブロックのよい適応である。 |
[解説] 頚神経叢ブロックだけでは、肩の手術には不十分なことが多い。頚神経叢ブロックではしばしば横隔神経麻痺が起こるので、呼吸機能の低下した患者では、頚神経叢ブロックは行うべきではない。
[正解] (ア)、(ウ) [出典] 麻酔科クリニカル問題集
| 【問題4】(安全対策) 手術室安全対策上、ミクロショックについて正しいのはどれか。 | ア:体内を100μAの電流が流れたとき、心室細動を起こす危険性があり、これをミクロショックと言う。 イ:ミクロショック対策として、CF(cardiofloating)型ME機器はリーク電流を25μAに規定している。 ウ:人が電流刺激を知覚するのは、1mA以上である。 エ:Swan-Ganz カテーテルが留置されている症例は、ミクロショックの危険性がある。 |
[解説] いわゆる感電をマクロショック(100~300mAで心室細動が起こる)というのに対し、皮膚を通さないで、体内の漏電流が組織内を伝わり、直接心臓を通って流れ、更に皮膚を通って体外へ逃げる場合をミクロショックという。ミクロショックでは35~50~100μAの微小電流でも心室細動の危険がある。ミクロショック対策として、CF型ME機器はリーク電流を10μA以下に規定している。60Hzの電流の知覚はほぼ300μAで起こり、疼痛は1mA近くで起こる。しかし、知覚できる閾値は1mAとするのが一般的である。Swan-Ganz カテーテルが留置されている症例は、ミクロショックの危険性がある。
[正解] (ア)、(ウ)、(エ) [出典] 第30回麻酔指導医認定筆記試験:A23
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