病的肥満患者での BIS を 50 以下に維持するセボフルランの最小肺胞内濃度
Minimal alveolar concentration of sevoflurane for maintaining bispectral index below 50 in morbidly obese patients.
Acta Anaesthesiol Scand. 2013 Apr;57(4):474-9. doi: 10.1111/aas.12038. Epub 2012 Dec 16.
・病的肥満は、薬物動態と薬力学において重要な差異と関連している。本研究の目的は、継続的再評価法(CRM)を使用して、肥満手術を受けた病的肥満患者で、バイスペクトラル指数(BIS)を 50 以下に維持するためのセボフルラン最小肺胞内濃度(MACBIS50)を調査することであった。
・24 人の病的肥満患者(体格指数 40~70kg/m2)を著者らの研究に登録した。フェンタニル 100μg による前投薬の 20 分後、全身麻酔を、プロポフォール mg/kg と挿管補助にシスアトラクリウム 2mg/kg を使用して導入した。導入後に最低 BIS スコアを記録した。その後、BIS が>60 に上昇した場合、麻酔維持を既定の呼気終末セボフルラン濃度(ET Sevo)で 10 分間開始し、その後 10 秒間隔で採取した BIS を評価して ET Sevo を決定した。80% に近い成功率となる ET Sevo を CRM を使用して計算し、50% の成功率となる MACBIS50 は、データを用量-確率 S 状曲線に適合させて計算した。
・BIS 値を 50 未満に維持することができる ET Sevo は、67% [95%信頼区間(CI)0.44-0.86] で 1.8% であり、残りの 33% の患者ではこれよりも高く、50% の患者で BIS 値が 50 未満になる ET Sevo (MACBIS50)は 1.6±0.10% であった。
・計算値(1.8% と 1.6%)は、以前に正常成人患者で報告されたものよりも高く(0.97% ; 95%CI 0.89-1.1%)、小児で報告された数値よりも低かった(2.8%; 95%CI 2.7-3.1 %)。
[!]:病的肥満患者では、BIS を 50 未満に維持するのに、正常成人よりも高濃度のセボフルランが必要であったと。なぜ!?
Acta Anaesthesiol Scand. 2013 Apr;57(4):474-9. doi: 10.1111/aas.12038. Epub 2012 Dec 16.
・病的肥満は、薬物動態と薬力学において重要な差異と関連している。本研究の目的は、継続的再評価法(CRM)を使用して、肥満手術を受けた病的肥満患者で、バイスペクトラル指数(BIS)を 50 以下に維持するためのセボフルラン最小肺胞内濃度(MACBIS50)を調査することであった。
・24 人の病的肥満患者(体格指数 40~70kg/m2)を著者らの研究に登録した。フェンタニル 100μg による前投薬の 20 分後、全身麻酔を、プロポフォール mg/kg と挿管補助にシスアトラクリウム 2mg/kg を使用して導入した。導入後に最低 BIS スコアを記録した。その後、BIS が>60 に上昇した場合、麻酔維持を既定の呼気終末セボフルラン濃度(ET Sevo)で 10 分間開始し、その後 10 秒間隔で採取した BIS を評価して ET Sevo を決定した。80% に近い成功率となる ET Sevo を CRM を使用して計算し、50% の成功率となる MACBIS50 は、データを用量-確率 S 状曲線に適合させて計算した。
・BIS 値を 50 未満に維持することができる ET Sevo は、67% [95%信頼区間(CI)0.44-0.86] で 1.8% であり、残りの 33% の患者ではこれよりも高く、50% の患者で BIS 値が 50 未満になる ET Sevo (MACBIS50)は 1.6±0.10% であった。
・計算値(1.8% と 1.6%)は、以前に正常成人患者で報告されたものよりも高く(0.97% ; 95%CI 0.89-1.1%)、小児で報告された数値よりも低かった(2.8%; 95%CI 2.7-3.1 %)。
[!]:病的肥満患者では、BIS を 50 未満に維持するのに、正常成人よりも高濃度のセボフルランが必要であったと。なぜ!?
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