仰臥位から側腹位に変更した後、先細り型 vs 円筒状カフで気管内チューブカフ圧を比較
Comparison of the endotracheal tube cuff pressure between a tapered- versus a cylindrical-shaped cuff after changing from the supine to the lateral flank position
Can J Anaesth. 2015 Oct;62(10):1063-1070. Epub 2015 Apr 17.
・気管挿管された患者で、体位の変更は、気管チューブ(ETT)を変位させて、ETT カフ圧を変化させる可能性がある。気管チューブのカフの形状が異なれば、体位変換後にカフ圧が異なることになる可能性がある。著者らは、先細り状カフの TaperGuard ETT のカフ圧は、仰臥位から側腹位に体位を変更した後、円筒状のカフを備えた従来の ETT よりも高くなるであろうという仮説を立てた。
・側腹位で泌尿器科手術を受ける予定の 58 人の患者を無作為に、TaperGuard ETT(T 群)か、従来の ETT(C 群)に割り当てた。ETT カフ圧を、最初に仰臥位で 20cmH2O に設定し、側腹位に変更後に測定した。ETT 先端から気管分岐部までの距離を仰臥位と側腹位の両方で測定した。
・各群から 1 人ずつ 2 人の患者を、データ分析から除外した。体位変換後の 平均(SD) ETT カフ圧は、T 群(n=28)の方が C 群(n=28)に比べて有意に高かった [それぞれ 31(7)cmH2O vs 25(4)cmH2O、平均差 6cm、95%信頼区間[CI]、3~9、P<0.001]。ETT 先端の近位への移動距離の平均(SD)は、両群間で同等であった[それぞれ 8(18)mm vs 4(14)mm、P=0.367]。
・仰臥位から側腹位への体位変換後に、ETT の頭側への変位は両群間で同様であったが、ETT カフ圧は、の頭変位の程度は同等であったが、従来の ETT に比べ TaperGuard ETTの方が有意に高かった。
[!]: 側腹位にしたときに TaperGuard ETT の方がカフ圧が高くなるのはなぜなんだろう?
Can J Anaesth. 2015 Oct;62(10):1063-1070. Epub 2015 Apr 17.
・気管挿管された患者で、体位の変更は、気管チューブ(ETT)を変位させて、ETT カフ圧を変化させる可能性がある。気管チューブのカフの形状が異なれば、体位変換後にカフ圧が異なることになる可能性がある。著者らは、先細り状カフの TaperGuard ETT のカフ圧は、仰臥位から側腹位に体位を変更した後、円筒状のカフを備えた従来の ETT よりも高くなるであろうという仮説を立てた。
・側腹位で泌尿器科手術を受ける予定の 58 人の患者を無作為に、TaperGuard ETT(T 群)か、従来の ETT(C 群)に割り当てた。ETT カフ圧を、最初に仰臥位で 20cmH2O に設定し、側腹位に変更後に測定した。ETT 先端から気管分岐部までの距離を仰臥位と側腹位の両方で測定した。
・各群から 1 人ずつ 2 人の患者を、データ分析から除外した。体位変換後の 平均(SD) ETT カフ圧は、T 群(n=28)の方が C 群(n=28)に比べて有意に高かった [それぞれ 31(7)cmH2O vs 25(4)cmH2O、平均差 6cm、95%信頼区間[CI]、3~9、P<0.001]。ETT 先端の近位への移動距離の平均(SD)は、両群間で同等であった[それぞれ 8(18)mm vs 4(14)mm、P=0.367]。
・仰臥位から側腹位への体位変換後に、ETT の頭側への変位は両群間で同様であったが、ETT カフ圧は、の頭変位の程度は同等であったが、従来の ETT に比べ TaperGuard ETTの方が有意に高かった。
[!]: 側腹位にしたときに TaperGuard ETT の方がカフ圧が高くなるのはなぜなんだろう?

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