■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2015-12-21




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (a_________) (s_____) : 卒中発作

(2) (m_________) (n____) (b____) : 下顎神経ブロック

(3) (t______) (c______) : 表面冷却

(4) (n_______________) (s_____) : 非再循環式

(5) (c________) (r_______) : 時計方向回転


[解答]
(1)apoplectic stroke(2)mandibular nerve block
(3)topical cooling(4)nonrecirculating system
(5)clockwise rotation


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(麻酔薬) 局所麻酔薬について正しいのはどれか?

ア:エステル型は主に肝臓の酵素により生体内変換を受ける。

イ:神経鞘や神経膜を拡散するのはイオン型である。

ウ:Na+チャンネルに結合するのは局所麻酔薬の陽イオン型である。

エ:クロロプロカインはエステル型局所麻酔薬である。

オ:局所麻酔薬はNa+チャンネルの外側から結合する。


[解説] ア:×:アミド型は主に肝臓の酵素により生体内変換を受ける。エステル型は主に血漿中にある偽性コリンエステラーゼにより加水分解される。
イ:×:神経鞘や神経膜を拡散するのは脂溶性の非イオン型である。膜を通過した後、陽イオン型が、Na+チャンネルの内側の結合部位に結合する。
ウ:○:Na+チャンネルに結合するのは局所麻酔薬の陽イオン型である。
エ:○:クロロプロカインはエステル型局所麻酔薬である。他のエステル型局所麻酔薬には、プロカイン、コカイン、テトラカインがある。
オ:×:局所麻酔薬はNa+チャンネルの内側から結合する。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p95-100




【問題3】(心臓・血管) ペースメーカーコードの第4文字は何を表すか?
1) 応答様式
3) 刺激部位
5) 抗頻拍作用
2) 検知部位
4) プログラム機能


[解説] ペースメーカーコードの第1文字=刺激部位を、第2文字=検知部位、第3文字=応答様式、第4文字=プログラム機能・レート調節機能、第5文字=抗頻拍作用を表す。安静時には心拍数を減らし、必要な時に心拍数を上げられるrate responsive(心拍応答)機能(R)を有するペースメーカであれば、VVIRとかDDDRのうように表示される。


[正解] 4 [出典] クリティカル記憶術2P278




【問題4】(中枢神経) 意識障害に高体温を伴う場合に考えにくいのはどれか?
1) クモ膜下出血
3) 熱中症
5) 中枢性過高熱(特に橋出血)
2) 髄膜脳炎
4) 甲状腺機能亢進症


[解説] 意識障害に発熱を伴う場合には、髄膜脳炎・脳膿瘍などの脳神経系の感染症、脳出血の脳室内穿破や脳幹障害(特に橋出血)による中枢性過高熱、熱中症、悪性高熱症、甲状腺機能亢進症などを考える必要がある。くも膜下出血は考えにくい。


[正解] 1 [出典] クリティカル記憶術2P8

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