■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2016-01-18




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (c______) (a_____) : 心停止

(2) (t___________) : 温度受容器

(3) (c________) (i__) : 炭酸イオン

(4) (a____) (e_______) (r____) : 陰イオン交換樹脂

(5) (b________) (s____) : 気管支痙攣


[解答]
(1)cardiac arrest(2)thermocepter
(3)carbonate ion(4)anion exchange resin
(5)bronchial spasm


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(呼吸) 慢性呼吸不全患者の呼吸器離脱に際してのPaCO2の基準はどれか?
1) PaCO2<前値+10
3) PaCO2の値は関係ない
5) PaCO2<55
2) PaCO2<前値+20
4) PaCO2<45


[解説] 呼吸器離脱の一般的条件:(1)意識清明 (2)循環動態安定:カテコラミン大量使用でもよい。 (3)呼吸状態安定:呼吸数<30/min(成人)、呼吸困難なし、咳反射あり (4)肺機能良好:�VC>12ml/kg �1秒量>10ml/kg �inspiratory force≧25cmH2O �PaO2≧70mmHg(FIO2=40%) �PaCO2≦55mmHg しかし、慢性呼吸不全のある患者では以下となる。�PaO2≧70 �PaCO2<前値+10mmHg �7.30<pH<7.55 �肺活量≧5ml/kg (5)栄養状態良好:過度の糖質負荷は避ける。


[正解] 1 [出典] 手術直後の患者管理P17




【問題3】(心臓・血管) 胸痛と血圧の左右差を認める場合には、どれを考えるか?
1) 不安定狭心症
3) 急性心筋梗塞
5) 特発性食道破裂
2) 肺塞栓
4) 解離性大動脈瘤


[解説] ■胸痛をきたす致死的疾患:A=AMI(急性心筋梗塞)、B=Bulla(緊張性気胸)、C=Carditis(心膜心筋炎)、D=Dissection(大動脈解離)、E=Embolism(肺塞栓)
■解離性大動脈瘤:血圧左右差>15mmHg、背部痛、腰痛、下肢痛、胸痛+脳梗塞=解離性大動脈瘤。一側下肢浮腫+突然の呼吸困難=肺塞栓



[正解] 4 [出典] 研修医当直御法度P30



【問題4】(循環作動薬) 次のうち誤っているのはどれか。

ア:カフェインはキサンチン誘導体の一つである。

イ:テオフィリンはキサンチン誘導体の一つである。

ウ:テオブロミンはキサンチン誘導体の一つである。

エ:紅茶にはテオブロミンが含まれている。

オ:ココアにはテオフィリンが含まれている。


[解説] 代表的なキサンチン誘導体は、カフェイン、テオフィリン、テオブロミンである。コーヒーはカフェインを含み紅茶はテオフィリンとカフェインを含み、ココアはテオブロミンとカフェインを含む。コーヒー1杯には約150mgのカフェインが含まれており臨床使用量は1回100~200mgであるから、コーヒー1杯で十分に治療量に達する。


[正解] (エ)、(オ) [出典] LiSA Vol2-No2-p2(19995)

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