心臓外科手術でのステロイド試験における、術後回復の質と譫妄に及ぼすメチルプレドニゾロンの影響
・人工心肺後の炎症は、術後譫妄や認知機能障害の要因となる可能性がある。著者らは、高用量メチルプレドニゾロンが、心臓手術後の譫妄の発生率および術後回復の質に及ぼす炎症を抑制する効果を評価した。
・「心臓手術におけるステロイド」二重盲式無作為化試験に登録された 3 病院の成人 655 人を、導入時にプラセボか、またはメチルプレドニゾロン 250mg、人工心肺前にメチルプレドニゾロン 250mg に無作為に割り付けた。各症例は、術前、術後 1、2、3 日目、1、6 ヵ月後に「術後回復の質尺度」、1、2、3 日目に譫妄に対して錯乱評価法ケールを完了した。回復は術前時の値に復するか、各時点での改善と定義した。
・回復の分析には 422 人の参加者、妄想に対しては 498 人の参加者が利用可能であった。回復の質は経時的に改善するが、全体的な回復の主要エンドポイント(メチルプレドニゾロンの個々の時点でのオッズ比範囲、0.39-1.45、95%CI、0.08-2.04 から 0.40-5.27、P= 0.943)、または個々の回復ドメインにおいて群間差はなかった(すべてP>0.05)。譫妄の発生率は 10%(対照) vs 8%(メチルプレドニゾロン、P=0.357)であり、譫妄サブドメインに差はなかった(すべてP>0.05)。ベースラインの認知能が正常(51%)と低水準(49%)の参加者では、いずれの領域においてもメチルプレドニゾロンに有利な有意差はなかった(すべてP>0.05)。術後譫妄のある患者では、、認知(P=0.004)と身体(P<0.001)領域でにおいて回復が不良であった。
・高用量の術中メチルプレドニゾロンは、高リスクの心臓手術患者の譫妄を減少することなく、また回復の質も改善することはない。
[!]:人工心肺中のソルメドロールを長年ルーチンとしているが、これも、EBMi ではないということか。無jだなこと一杯やってんだよな。
【出典】
Impact of Methylprednisolone on Postoperative Quality of Recovery and Delirium in the Steroids in Cardiac Surgery Trial: A Randomized, Double-blind, Placebo-controlled Substudy
Anesthesiology 2 2017, Vol.126, 223-233.
・「心臓手術におけるステロイド」二重盲式無作為化試験に登録された 3 病院の成人 655 人を、導入時にプラセボか、またはメチルプレドニゾロン 250mg、人工心肺前にメチルプレドニゾロン 250mg に無作為に割り付けた。各症例は、術前、術後 1、2、3 日目、1、6 ヵ月後に「術後回復の質尺度」、1、2、3 日目に譫妄に対して錯乱評価法ケールを完了した。回復は術前時の値に復するか、各時点での改善と定義した。
・回復の分析には 422 人の参加者、妄想に対しては 498 人の参加者が利用可能であった。回復の質は経時的に改善するが、全体的な回復の主要エンドポイント(メチルプレドニゾロンの個々の時点でのオッズ比範囲、0.39-1.45、95%CI、0.08-2.04 から 0.40-5.27、P= 0.943)、または個々の回復ドメインにおいて群間差はなかった(すべてP>0.05)。譫妄の発生率は 10%(対照) vs 8%(メチルプレドニゾロン、P=0.357)であり、譫妄サブドメインに差はなかった(すべてP>0.05)。ベースラインの認知能が正常(51%)と低水準(49%)の参加者では、いずれの領域においてもメチルプレドニゾロンに有利な有意差はなかった(すべてP>0.05)。術後譫妄のある患者では、、認知(P=0.004)と身体(P<0.001)領域でにおいて回復が不良であった。
・高用量の術中メチルプレドニゾロンは、高リスクの心臓手術患者の譫妄を減少することなく、また回復の質も改善することはない。
[!]:人工心肺中のソルメドロールを長年ルーチンとしているが、これも、EBMi ではないということか。無jだなこと一杯やってんだよな。
【出典】
Impact of Methylprednisolone on Postoperative Quality of Recovery and Delirium in the Steroids in Cardiac Surgery Trial: A Randomized, Double-blind, Placebo-controlled Substudy
Anesthesiology 2 2017, Vol.126, 223-233.
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