成人患者の術前超音波気道評価と喉頭鏡視野との相関:前向き研究
・挿管困難は、重大な罹患率と死亡率に関連し、従来の臨床予測因子を用いた術前気道評価に基づいて常に予測できるとは限らない。超音波気道評価は有用な補助具であり得るが、現在のところ、困難気道に遭遇する可能性を予測できる明確な超音波検査基準は存在しない。今回の研究は、成人患者で、術前の超音波気道評価パラメータと、喉頭鏡視野における Cormack-Lehane(CL)分類との間になんらかの相関関係を見出す目的で行った。
・これは、全身麻酔下に待機的手術を受ける 130 人の患者を対象とした、前向き二重盲式試験であった。術前の臨床的および超音波検査的な気道評価を行って、挿管困難を予測し、喉頭鏡検査で認められた CL 分類と関連付けられた。パラメータの感度、特異度、陽性予測値、陰性予測値を評価した。
・挿管困難の発生率は 9.2% であった。臨床予測因子の中で、改良マランパチ分類は最大の感度と特異度を有し、超音波パラメータの中では、皮膚から喉頭蓋までの距離が、喉頭鏡困難を予測するのに最大の感度を特異度を有していた。これら 2 つの試験の併用は、喉頭鏡困難を予測する際の感度が向上した。
・甲状舌骨膜レベルで測定した皮膚から喉頭蓋までの距離は、喉頭鏡検査困難の良い予測因子である。改良マランパチ分類と組合せると、併用パラメータの感度は、いずれのパラメータも単独で使用した場合よりも大きいことが分かった。
[!]:超音波所見上では、皮膚から喉頭蓋までの距離<18mm は喉頭鏡困難、>18mm は容易。次に有用だったのは、舌体積で、>100cm3 は困難、<100cm3 は容易。
【出典】
Correlation between preoperative ultrasonographic airway assessment and laryngoscopic view in adult patients: A prospective study
J Anaesthesiol Clin Pharmacol 2017;33:353-8
・これは、全身麻酔下に待機的手術を受ける 130 人の患者を対象とした、前向き二重盲式試験であった。術前の臨床的および超音波検査的な気道評価を行って、挿管困難を予測し、喉頭鏡検査で認められた CL 分類と関連付けられた。パラメータの感度、特異度、陽性予測値、陰性予測値を評価した。
・挿管困難の発生率は 9.2% であった。臨床予測因子の中で、改良マランパチ分類は最大の感度と特異度を有し、超音波パラメータの中では、皮膚から喉頭蓋までの距離が、喉頭鏡困難を予測するのに最大の感度を特異度を有していた。これら 2 つの試験の併用は、喉頭鏡困難を予測する際の感度が向上した。
・甲状舌骨膜レベルで測定した皮膚から喉頭蓋までの距離は、喉頭鏡検査困難の良い予測因子である。改良マランパチ分類と組合せると、併用パラメータの感度は、いずれのパラメータも単独で使用した場合よりも大きいことが分かった。
[!]:超音波所見上では、皮膚から喉頭蓋までの距離<18mm は喉頭鏡困難、>18mm は容易。次に有用だったのは、舌体積で、>100cm3 は困難、<100cm3 は容易。
【出典】
Correlation between preoperative ultrasonographic airway assessment and laryngoscopic view in adult patients: A prospective study
J Anaesthesiol Clin Pharmacol 2017;33:353-8
この記事へのコメント