高炭酸ガス血症はプロポフォール麻酔から覚醒時間を短縮しない:パイロット無作為化臨床試験
・麻酔薬の排泄は、全身麻酔からの覚醒において決定的な要因である。この予備研究では、高炭酸ガス血症は心拍出量と脳血流量を増加させることによってプロポフォール麻酔からの覚醒時間を短縮させると仮定した。
・合計 32 人の患者を、呼気終末二酸化炭素値:30mmHg(低炭酸ガス血症群)とお 50mmHg(高炭酸ガス血症群)に基づいて無作為に 2 群に分けた。プロポフォールとレミフェンタニルは、バイスペクトル指数 40-50 を維持するように注入された。プロポフォール中止の 10 分前にレミフェンタニル注入を停止した。プロポフォール注入中止後、低炭酸ガス群の換気設定は一定に維持された。高炭酸ガス群では呼吸回路に再呼吸管を接続した。自発呼吸、開眼(主要評価項目)、開口、抜管までの時間を記録し、分析した。
・開眼までの時間は、低炭酸ガス群で 9.7(1.3)分、高炭酸ガス群で 9.0(1.0)分であった。開眼までの平均時間の群間差は、-0.7 分(95%CI、-4.0?2.7、P=0.688)であった。重回帰分析では、開眼までの時間に男性と女性の間で有意差があった。女性は男性よりも約 3.6 分(95%CI、-6.1-1.1、P=0.009)早く回復した。
・著者らは、高炭酸ガス血症がプロポフォール覚醒時間に及ぼす有益な効果を検出できなかった。高炭酸ガス血症の有無にかかわらず、女性は男性よりも急速に回復するようであった。
[!]:プロポフォールからの覚醒に性差があるのか?へ~っ!
【出典】
Hypercapnia does not shorten emergence time from propofol anesthesia: a pilot randomized clinical study.
Korean J Anesthesiol. 2018 Apr 25. doi: 10.4097/kja.d.18.27068. [Epub ahead of print]
・合計 32 人の患者を、呼気終末二酸化炭素値:30mmHg(低炭酸ガス血症群)とお 50mmHg(高炭酸ガス血症群)に基づいて無作為に 2 群に分けた。プロポフォールとレミフェンタニルは、バイスペクトル指数 40-50 を維持するように注入された。プロポフォール中止の 10 分前にレミフェンタニル注入を停止した。プロポフォール注入中止後、低炭酸ガス群の換気設定は一定に維持された。高炭酸ガス群では呼吸回路に再呼吸管を接続した。自発呼吸、開眼(主要評価項目)、開口、抜管までの時間を記録し、分析した。
・開眼までの時間は、低炭酸ガス群で 9.7(1.3)分、高炭酸ガス群で 9.0(1.0)分であった。開眼までの平均時間の群間差は、-0.7 分(95%CI、-4.0?2.7、P=0.688)であった。重回帰分析では、開眼までの時間に男性と女性の間で有意差があった。女性は男性よりも約 3.6 分(95%CI、-6.1-1.1、P=0.009)早く回復した。
・著者らは、高炭酸ガス血症がプロポフォール覚醒時間に及ぼす有益な効果を検出できなかった。高炭酸ガス血症の有無にかかわらず、女性は男性よりも急速に回復するようであった。
[!]:プロポフォールからの覚醒に性差があるのか?へ~っ!
【出典】
Hypercapnia does not shorten emergence time from propofol anesthesia: a pilot randomized clinical study.
Korean J Anesthesiol. 2018 Apr 25. doi: 10.4097/kja.d.18.27068. [Epub ahead of print]

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