■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2018/06/28
| 【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。 | (1) (n___________) : 噴霧化/噴霧療法 (2) (s____) (t__________) : 外層温 (3) (a_____) (c__________) : 心房収縮 (4) (c_______) (a_____) (a_______) : 冠動脈瘤 (5) (a_____) (f___) : 軸索流 |
[解答]
| (1)nebulization | (2)shell temperature |
| (3)atrial contraction | (4)coronary artery aneurysm |
| (5)axonal flow |
[出典] 麻酔科学用語集 第3版
| 【問題2】(呼吸) 気道管理について正しいのはどれか? | ア:上喉頭神経外枝は、声帯の緊張を高める後輪状披裂筋の運動をつかさどる。 イ:「PaCO2>55mmHg(慢性呼吸不全患者を除く)」は、気管挿管の客観的基準のひとつである。 ウ:オリジナルのMallanpati分類は5分類であった。 エ:上喉頭神経は迷走神経の分枝である。 オ:声帯の唯一の外転筋は、後輪状披裂筋である。 |
[解説] ア:×:上喉頭神経外枝は、声帯の緊張を高める輪状甲状筋の運動をつかさどる。
イ:○:「PaCO2>55mmHg(慢性呼吸不全患者を除く)」は、気管挿管の客観的基準のひとつである。
ウ:×:オリジナルのMallanpati分類は3分類であった。その後、Samsoon and Youngによって4分類に変更された。近年、開口状態で喉頭蓋が見える場合をClass 0として5分類する場合もある。
エ:○:上喉頭神経は迷走神経の分枝である。内外の2枝に分かれ外枝は主として運動性、内枝は知覚性である。
オ:○:声帯の唯一の外転筋は、後輪状披裂筋である。
[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p48-56
| 【問題3】(肝疾患患者への注意) 肝硬変でみられる出血傾向について正しい記述はどれか。 | ア:閉塞性黄疸患者の出血傾向はビタミンKの非経口投与で改善される。 イ:線溶系の亢進がしばしばみられる。 ウ:血小板減少症がしばしばみられる。 エ:フィブリン分解産物(FDP)が上昇していると予後が不良である。 |
[解説] 閉塞性黄疸でみられるプロトロンビン時間(PT)延長は非経口ビタミン投与で改善される。効果が十分でない場合には、新鮮凍結血漿の投与が必要である。血小板減少症の原因には、脾臓肥大、葉酸欠乏症、アルコール中毒、播種性血管内凝固(DIC)などが関係する。術前からフィブリン分解産物(FDP)が増加していると予後が不良である。
[正解] (全て) [出典] 麻酔科クリニカル問題集
| 【問題4】(心臓・血管) 心電図モニターの II 誘導単独での心筋虚血の検出率はどれくらいか? | ||||
| 1) 96% | 2) 75% | 3) 80% | 4) 24% | 5) 48% |
[解説] 心電図モニターでST-T変化の検出率は II 誘導単独で24%、V5誘導で75%、V5誘導と II 誘導を併用した場合で80%、心電図モニターの II +V4+V5誘導で96%という報告がある。
[正解] 4 [出典] ICUトラブルシューティングP108
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