■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2025/07/15

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■ これって常識? ■
糖尿病性腎症は,透析導入の原疾患として最も多い

1)糖尿病の3〜4割に糖尿病性腎症が発症し,わが国の透析導入の原疾患の第1位を占めるようになった.
2)糖尿病患者では,微量アルブミン尿を定期的にチェックし,前期腎症の早期発見に努めることが大切.
3)糖尿病性腎症と診断したら,血糖管理,血圧管理,蛋白制限食を中心とした治療法を病期に応じて行う.
4) II 型糖尿病患者で尿異常,腎機能低下を示す症例の約 3割は,糖尿病以外の腎疾患を合併している.糖尿病の罹病歴が10年未満,血尿を示すもの,糖尿病性網膜症を欠く症例では,糖尿病性腎症以外の原因も疑い,必要に応じて腎生検を行う必要がある.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識〜腎臓編




【問題1】(麻酔薬) 骨格筋アセチルコリン受容体で、mature(junctional)typeの受容体に含まれないサブユニットはどれか?
1) εサブユニット
3) βサブユニット
5) γサブユニット
2) αサブユニット
4) δサブユニット


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[解説] mature(junctional)typeのアセチルコリン受容体はα、β、δ、εの4種5個(αが2個)、immature(extra-junctional)typeはα、β、γ、δの4種5個のサブユニットからなる。アセチルコリンおよび筋弛緩薬などの結合部位はαサブユニットに局在する。


[正解] 5 [出典] LisaVol3-No5-p412



【問題2】(カテコラミン) 交感神経アミンについて正しいのはどれか。

ア:β2受容体を介して気管支平滑筋を拡張する。

イ:洞房結節のβ1受容体を介して心拍数を高める。

ウ:β2受容体を刺激して冠動脈を拡張する。

エ:β2受容体を介して糖新生を高める。

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[解説] β1作用:心拍数増加、心収縮力増強、脂肪組織での脂肪分解。β2作用:肝臓でのグリコーゲン分解、糖新生、骨格筋でのグリコーゲン分解、平滑筋(気管、子宮、血管、消化管)弛緩、膵インスリン分泌、唾液腺のアミラーゼ分泌。


[正解] 全て [出典] 第28回麻酔指導医認定筆記試験:A10




【問題3】(心臓・血管) 心臓弁膜症の循環管理として不適当なのはどれか?
1) ASでは徐脈を避ける
3) MRでは徐脈を避ける
5) −−−−
2) ARでは徐脈を避ける
4) MSでは頻脈を避ける


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[解説] 弁膜症の循環管理:「SはSlowでSinus保て!RはRapidでResistanceを除け!」 (1)MSとAS:MSでは左室のへ流入時間を確保する,ASでは左室からの流出時間を確保する→徐脈側にする(頻脈防止)。血流の関所を越えて血流を押し出すためには、心房のブースター効果が必要→洞調律を保つ。健常な心臓の場合,心房収縮は心拍出量の15〜20%に寄与するが、ASやMSの場合には,40%に達する。(2)MRとAR:MRでは左房への逆流時間を、ARでは左室への逆流時間を短縮する→頻脈側にする(徐脈防止)。動脈系に作用する血管拡張剤を使用して血管抵抗を軽減し(下流の抵抗を少なくする)逆流量を低下させる。


[正解] 1 [出典] 手術直後の患者管理P139、クリティカル記憶術2

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