■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2025/08/05
| 【問題1】(中枢神経) 意識障害に浮腫を伴うときは何を考えるか? | 1) 熱中症 3) 甲状腺機能亢進症 5) 肝性昏睡 | 2) 高血糖性昏睡 4) 尿毒症 |
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[解説] 意識障害に浮腫を伴う時は、尿毒症や甲状腺機能低下症を考慮する。
[正解] 4 [出典] クリティカル記憶術2P16
| 【問題2】(血液) 保存血液中での変化が最も小さいのはどれか? | 1) フィブリノゲン 3) 第 V 因子 5) プロトロンビン | 2) 第 VIII 因子 4) 第 VII 因子 |
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[解説] 保存血中における血小板はかなり急速に消失し、最初の24時間で大半が失われ、その機能も低下する。その他の凝固因子では、第8因子、第5因子の減少が著しい。プロトロンビン、フィブリノゲン、第9、第10因子などの凝固因子の変化はほとんど見られない。
[正解] 1 [出典] 麻酔科入門第6版p160
| ■ これって常識? ■ 心不全には,必ず基礎疾患がある.とくに心筋梗塞は見逃すな! |
1)心不全は「組織の酸素需要に見合う十分な血液を心臓が供給できない状態」で,経過から急性心不全と慢性心不全,症状,身体所見から左心不全と右心不全に分けられる.
2)心不全は症候名であり,病態の評価,治療の選択に当たってはその基礎疾患を把握しなければならず,虚血性心疾患,高血圧,弁膜症,心筋症などを鑑別していく必要がある.とくに心筋梗塞は,早期からカテーテルインターベンション(PTCA)や外科治療(CABG)などの血行再建術に踏み切らなければならないことがあり,見逃してはいけない.
3)まず心電図をよくみてSTの変化や新しいQ波の出現がないかを確認する.そして心エコーで壁運動異常(asynergy)がないか検査を進める.何回も入院している場合でも,弁膜症などでは内科治療が限界で,弁置換術などの外科治療の必要性も考えられるので,前回と同じ治療でよいのかを見きわめる.
[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識 循環器編
| 【問題3】(吸入麻酔) ハロセン、イソフルレン及びセボフルレンについて正しいのはどれか。 | ア:体内代謝率はハロセンが一番高い。 イ:ハロセンには安定剤が添加されているが、他には添加されていない。 ウ:ソーダライムとの反応は、イソフルレンが他に比べて小さい。 エ:沸点はイソフルレンが一番大きい。 オ:血液ガス分配係数はセボフルレンが一番大きい。 |
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[解説] ●体内代謝率:ハロセン(11〜25%)>セボフルレン(2.9〜3.3%)>エンフルレン(2.4%)>イソフルレン(0.2%)。ハロセンには安定剤が添加されているが、他には添加されていない。ソーダライムとの反応は、イソフルレンが他に比し小さい。セボフルレンはソーダライムとの反応が最も大きく、接触時間及び温度とともに増加する。
●沸点:セボフルレン(58.5度)>エンフルレン(56.5度)>ハロセン(50.2度)>イソフルレン(48.5度)。
●血液ガス分配係数:ハロセン(2.3)>エンフルレン(1.90)>イソフルレン(1.40)>セボウフルレン(0.63)
[正解] (ア)、(イ)、(ウ) [出典] 第29回麻酔指導医認定筆記試験:A15

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