"麻酔日記"の記事一覧

【Storybook】粘土の森の麻酔科研修:最適なモニター部位を選ぼう

筋弛緩評価に用いる筋は、挿管と抜管で適切な部位が異なる。皺眉筋は喉頭筋や横隔膜と反応が近く、筋弛緩薬が効きにくい筋であるため、この筋に十分な弛緩が確認できれば、声門周囲筋も十分に弛緩しており、気管挿管に適した状態と判断できる。一方、母指内転筋は上気道筋の回復速度に近く、回復が遅いため、抜管前評価に適している。母指内転筋でTOF比0.9以…
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【文献抄訳】硬膜穿刺後頭痛(PDPH)に対する大後頭神経ブロック vs 翼口蓋神経節ブロック:ランダム化比較試験の…

はじめに麻酔科医にとって、脊椎麻酔後の硬膜穿刺後頭痛(PDPH)は避けては通れない合併症の一つです。頻度は 10〜40% にものぼり、患者さんの ADL を著しく低下させます。 従来、保存的治療が無効な場合のゴールドスタンダードは硬膜外血腫パッチ(EBP)でしたが、侵襲性や再穿刺のリスクが課題でした。近年、より低侵襲な選択肢として大後…
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脊椎麻酔後の硬膜穿刺後頭痛に対する大後頭神経ブロックと翼口蓋神経節ブロックの有効性の比較:無作為化臨床試験

・硬膜穿刺後頭痛(PDPH)は腰椎穿刺後の頻度が高く、しばしば衰弱させる合併症であり、患者の約 10〜40% に影響を及ぼす。翼口蓋神経節ブロック(SPGB)や大後頭神経ブロック(GONB)といった低侵襲的処置は、 PDPH 治療において有望な結果を示している。本研究は、PDPH および関連症状に対する SPGB と GONB の有効性…
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